冷蔵庫から出したてのバターの固さは異常。でも朝食のトーストには欠かせません。でも先日100円ショップで見つけて買ってきた「バターピーラー」で毎朝のバターとの戦いは終わりました。というわけで、ご紹介。
バターとの戦いの日々
溶けてしまう事を考えると常温保存はできないバターの所定位置は冷蔵庫。でもそれ故に固い。
ほぼ毎朝塗るバターにはほんと何十年と泣かされてきました。もちろん対策はしました。すこし溶けかけの状態で10gずつカット出来るバターケースがそうです。我が家では今も健在ですが、切ったあとくっつくためにもうケースとしか使っていません。
「だったら、切った後に、一つずつ離しておけばいいじゃん」と思われた方がいるでしょう。細かく裁断されたバターを一つ一つ切り分けて離す手間、私には無理でした。なので毎朝バターナイフで「んしょっ」と部分的にカットしてそれを焼きたてのトーストの上に置いて少し溶けるのを待ってから塗り広げてきたのです。
単純な「切ってトーストの上で溶かす」だけの短い行程ですが、これを毎日繰り返すのはストレスです。なので、なんとかならないかと常日頃思っていました。
しかしその戦いは終わったのです。
バターを薄く削るという発想
冷蔵庫から出したバターの固まりを端から「んしょっ」と切り分けるとけっこうなサイズで、溶けるのには時間がかかります。しかし今回買ってきたピーラー式バターナイフは薄く削るだけの代物。
「その発想があったか!!」でした。どうして思いつかなかったのか。と言っても、バターを削れるようなピーラーなんてうちには無いですけどね。
ピーラー式バターナイフ
というわけで買ってきて活躍中の「ピーラー式バターナイフ」です。平たく言えば「バターピーラー」ですね。日本製としっかり書かれています。
後ろには「made in japan」
使い方が印刷されています。バターナイフの先の方がピーラーになっており、バターに押し当てて削るのです。
本体を出しました。
バターを用意し、いざ、削ってみると・・・・見事に削れました!薄いので丸まっています。
削ったバターをパンの上に乗せるとすぐに溶け始め、あっという間に塗れました感動です。毎朝のイライラとはこれでお別れになったのです。
メーカーさんに改良希望
初めて使った時は、ほんと「おお」と声が出ましたw
バターを薄く削るだけでこんなにも快適に塗れるなんてと感動しきり。しかし、この商品には一点だけ改良が必要だと思います。
というのも、このバターナイフは真っ平らなのです。故に、削ったバターを塗り広げにくい。ここは大問題。もちろん無理矢理塗り広げることもできますが、使いにくい。なので、この形状を普通のバターナイフのように片側を斜めにする加工を加えて欲しいのです。
少しでもストレスから逃れたい私は、ピーラーで削ったバターをパンに乗せ、自宅にある普通のバターナイフで塗っているのです。この手間も省けたら完璧です。
というわけで、この商品を開発した和歌山県の小久保工業所さん、どうかあと一工夫をお願いします!わがままな消費者でごめんなさい。
最後にひとこと
改良を希望しているものの、素晴らしい商品だと思っています。しかも100円。うーんなんて優秀なんだ。毎朝、固いバターと格闘している方は是非お試ししていただきたい。多分私と同じく歓喜の声をあげるでしょう。久々におすすめです。