普段履いている靴下は主にカバーソックスと言われるタイプ。しかしこれが曲者で、ちゃんとしたものでないと脱げる。いわゆる3足1000円といったものは全滅でした。しかし今は脱げないカバーソックスを手に入れて愛用しています。それは日本製でこだわりを持って商品を作っている靴下屋というお店のもの。
数年前、テレビで特集されていたのを見て購入に至ったお店でした。特集では「高いのに売れている」「高くても売れる」「ここのしかもう履きたくない」と言った消費者の感想の嵐。テレビ番組の特集ですから、こういう作りになるのは当然です。でもあまりにも褒めっぷりが凄かったので騙されたと思って購入しました。すると履いてみてびっくり。いつも脱げていたカバーソックスが脱げなかったのです。というわけで、今日は私の愛する靴下屋さんの商品をご紹介。
靴下屋について
「靴下屋」は脇役である靴下を主役にまで押し上げた日本製にこだわる会社です。創業者であり、現会長の越智直正氏はかなり変、いやこだわりのある方で、たくさんの名言を残しています。
- 「自分は靴下のサイボーグ」
- 「靴下を噛んでみる」
- 「靴下は第二の皮膚」
- 「流行を追えば、流行に捨てられる」
- 「これは靴下のラーメン屋!ラーメン屋さんのように、注文されて作るのが理想なんや」
「流行を追えば流行に捨てられる」これはなかなか深い。中には一瞬困惑を覚えるものもありますが、嫌いではない。でも靴下を噛むのは止めたほうが・・・。
でも面白い方です。そんな越智直正氏が作り上げた会社が「靴下屋」です。
社名の由来
創業当初の社名は「dan」でした。男一匹でスタートしたから「男」と社名を名づけようとしたところ「流石にそれはない」と周囲に止められて、英語の「dandy(男前)」から「dy」を取って「dan」となったそうです。
しかし「男」を英語に直訳すると「man」のはず。越智社長(当時)は「dy」を取れば英語で男の意味になるのだと勘違いしていたそうです。
現在の社名は「Tabio」ですが、その命名は英国ロンドンへ初出店の際に名付けられました。その名前には深い思いが込められています。
タビオ(Tabio)は、「The Trend And the Basics In Order (流行と基本の秩序正しい調和)」の頭文字をとったもので、Tabioをはいて地球を旅(タビ)しよう、足袋(タビ)の進化形である靴下をさらに進化させよう、という意味が込められています。
詳しいことは靴下屋公式の中にある歴史ページで読めます。倒産の危機をどう乗り越えたか、商品管理システムを生み出す経緯等が書かれており読み応えあります。
靴下屋で買う前の注意
靴下屋の靴下は基本的に丁寧に扱う事が要求されます。そしてお安くありません。なので、洗濯機で洗うことを前提にしている方にはオススメしません。
ただ、素材やデザインによっては、洗濯機でも大丈夫だろうと思えるものはネットに入れて洗濯機に入れて洗っています(私の基準は絹以外なら大丈夫)
試し履き後の返品OK(ネットストアのみ)今は未開封・未着用のみ
どんな商品でもそうですが、ネット上の写真で判断して注文するというのはある意味冒険です。靴下屋はそういうお客様のために、一度履いても返品無料にしています(返品OKは公式WEBショップのみ)
2018/9/4 追記
今は一般的な返品・交換になっています。未開封、未着用で8日以内の返送になっていました。でもたまに送料無料キャンペーンもやってます。
靴下屋のカバーソックス
今回購入したのは写真の5点で、カバーソックスばかりです。購入は実店舗。
レーシーなカバーソックスが大好きなので重点的に補充しました。しかし新しいタイプの商品もありました。それがこちら。
靴下屋さんは靴下の収納に使える固めの型紙に装着して商品を販売してくれています。これが地味に嬉しい。小さいカバーソックスは行方不明になりがちなので。
履いてみました。足の甲から指先までのショートな靴下です。
しかしその裏はご覧のようにクッションに。
サンダルに履くのもよさそうですが、例えば足裏のタコが痛い時にパンストの中に履いても良さそうです。
両脚で履いてみました。小指が写ってませんがあります。
つづいてヘビロテ使用アイテム。カバーソックス。脱げない。ほんと。
かかとを横から。ホント脱げない。
日本製。手洗い推奨ですがナイロンなので洗濯機でネットに入れて洗っています。
クッション付きのカバーソックス。
靴下屋の靴下を安く買う方法
普通の靴下よりもお高いTabio。なので私は年に数回、靴下屋の入っている百貨店や靴下屋実店舗のセールでまとめて購入しています。
狙い目は季節の商品の入れ替え時期や夏や冬のセール期です。幸運であれば50%オフで買えます。最新デザインでなくても良いので十分です。流行は追わない。
靴下屋の靴下をセールで購入(2016年1月に購入した商品)
これは今年の1月、50%オフで買った靴下の数々。思わず全色購入。買ったのは百貨店に入っていた靴下屋です。
スタンダードな黒以外は半額で買えたので相当お安く買えました。実店舗のセールに行けない人はネットストアでのセールを利用を。
公式webストアのメリット
靴下屋はネットストアで会員登録すると一足から送料無料になります。店頭にはないものもあるので一度見てみると良いかもしれません。
靴下屋webストア初利用
webショップで店頭では見た事の無い安いカバーソックスがあったので、靴下屋の通販を初利用しました。
午前中に注文すれば翌日出荷
靴下屋の通販は午前中に注文すれば翌日に届きます。今回の注文は翌日にゆうパケットで届きました。
送料無料
靴下屋は会員登録すれば1足でも送料無料になります(ゲスト購入は一律432円、5,400円以上購入で無料)
実店舗で受け取りも可
ゲスト登録したくない、送料を払いたくない、クレジットカードをネットで使いたくない人は実店舗で受け取る事も可能です。ただし指定した店舗に商品が揃う必要があるので時間が掛かります。
返品・交換
初めて靴下屋を紹介したとき「試し履き後の靴下の返品OK」だったのですが、いつの間にか「試し履き後云々」の記述が消え、一般的な返品、交換になっていました。未使用、未着用の物に限り、返品出来ます。8日以内に元払いで靴下屋へ返送を。
返送料を節約したい場合は、全国一律料金のゆうパケットを利用すると良いでしょう(厚さと重さで、250円から350円まで種類があります)
通販で購入した靴下屋の商品
4足買いました。カバーソックスばかりです。
カバーソックス
目的のカバーソックス。500円です。普段1000円くらいのものを店頭で買っていたのでありがたいと思って注文しました。しかし値段の差の理由は歴然としたもので、まず透明袋にすら入っていません。そして一足は台紙に掛かっていますが、片方はぐしゃっと中に入っています。
しかし商品を見て値段の差が判りました。まず台紙にお金がかかっていません。左はchaussettes(ショセット|靴下屋のブランド)で買った1000円前後のカバーソックスの台紙で、靴下を保管する時に使い続けているものです。
そして商品の差はその履き心地。500円のカバーソックスは縫い目がはっきりくっきりで履いてみたら時間が経つほどに痛くなることが。でも脱げない。脱げなさは今までで一番。でも痛いのは嫌だから、もう少しお高いものを選んだ方がいいかな。
こちらは靴下の繊維自体に伸縮性があるカバーソックス。縫い目はなく滑り止めがついています。こちらは食い込むことはなく履き心地が抜群です。でもたまに脱げる。でもこれ今は見かけない。復活してほしい。
買ったのは「ストレッチ小花カバーソックス」だったのですが、可愛いだけに食い込みが辛い。でも脱げないなら多少痛くてもいい。それに毎回痛いわけではない不思議。ただ、痛みが苦手なら24cmから26cmタイプがあるときは大きめを選ぶと良いかも。
全く同じものはもうないというか、私が買った時と商品名が微妙に変わっています。でも価格は同じなので、バージョンアップされたようです。
痛くないかもしれないけど、次に買うなら大きめにしようと思っています。
足が小さめの人、通常サイズでいい人はこちら。22cm〜24cm。
吸水・速乾オープントゥトングカバーソックス
つま先がちょこっと見えるオープントゥの靴に良い靴下です。
履いた所。上から。
横から。
注文したのにオープントゥのヒールを持っていない事に気がついて苦笑い。でもサンダルで履いたら足裏の汗を吸い取ってくれて快適に。
2021年追記
現在はこのカバーソックスは取り扱いがありません。
前重ねカバーソックス
セール価格で買えた「前重ねカバーソックス」。1,296円が648円に。
上品で可愛いのでよそ行きのときにと思ってまだ履いていません。公式にはまだ在庫あり。
前重ねカバーソックスを見に行く(靴下屋に移動します)
夏向けの靴下を通販で購入(2019/4/19 追記)
ネットストアを利用するようになって、店頭では見たことのない安価でベーシックなものを通販で購入するようになっています。で、そろそろ夏に向けて買い足したいと思って、お試しに3足注文しました。すると謎のおまけがはいっていました。写真の中にある箱です。
開けてみるとなぜか「ジップロック」が。なぜ?なんのおまけなんだろう??でもありがたく使わせてもらいます。
2タイプ購入
無縫製サンダルカバーソックスとチュールフローラルショートソックスを注文しました。
どちらも日本製。どちらも今履くのは早い気がするのでもうすこし気温があがってから使用します。どっちも可愛いです。
同じもの
2020年夏物購入
楽に歩きたい気持ちが強まり、最近はスニーカー多め。なのでスニーカー向けのショートソックスをお試し購入。ついでに、レースのカバーソックスも。
スニーカーからちらっと見えるレースが可愛いと評判だったので、買ってみたレース付きのショートソックス。履いてみると・・・
たしかにちらっと見えるレースが可愛い。でも白いレースでなく黒いレースかと思い込んでいたので、あれ?これじゃ・・・ないぽ?みたいな。でも可愛いから許す。
ちなみにスニーカーは私の細めぺったんな足にもいい感じなニューバランスのもの。細い人は一度試してみると幸せになるかも。詳しくは個別記事「薄い足の人におすすめのウォーキングシューズ|ニューバランスWL415」を参考にどうぞ。
同じ靴下。色違い(アイボリー、グレーモク、ワインブラウン、アーモンドグリーン)があります。
最後にひとこと
脱げないカバーソックスをお探しなら是非お試し下さい。でも完璧ではありません。足がむくんでいたり、靴の形状で脱げてしまう事もあります。とはいえ、他社のカバーソックスに比べると断然脱げないので私は今後も買い続けます。
コメント
かみさんも同じ悩み言ってました。
ちょっとススメてみます^^
応援しておきました。ポチッ
矢田@医療兼業トレーダー様へ
初めまして、管理人の優と申します。
この度はコメントありがとうございます〜。
奥方様の足にもぴったりで脱げる事がないように祈っております♪
そして応援、ありがとうございました!
感謝感謝ですm(_ _)m ペコッ