数日前、ネット上に「お米の賞味期限は２週間」という信じがたい情報が走りました。ありえない。流通上絶対に２週間越えてるはずなので私は信じないことにしました。（といいつつ、我が家は田舎から茶色の大きな袋入りの玄米を送ってもらっているのであまり関係ないのですが。）以前はこの玄米をコイン精米機で一度にすべてを精米してから持ち帰っていました。しかしあろうことか、コイン精米機が離れた位置に大移動（なぜだ 涙）それを機会に家庭用の精米機を購入するに至りました。これは非常に良いお買い物で、精米したばかりのお米は本当に美味しいのです。というわけで、我が家で元気に働いているタイガーさんの精米機をご紹介します。
タイガー家庭用精米機「RSE-A100」
コイン精米機の印象が強いせいで、精米機は巨大な印象でしたが、購入したタイガーの家庭用精米機「RSE-A100」はとてもコンパクトでした。
詳しいことはタイガー公式ページで確認してください（製造終了品です）
段ボールから出しました。全てがこの中に入っています。
中から部品を取り出しました。お米の計量カップもついています。ちなみにこの機種を選んだ理由は全てを綺麗に取り外せて丸洗いできることでした。やはり手入れが簡単に出来ないと嫌なので。
これまた気に入ったところなのですが、写真でも判ると思うのですが足は吸盤になっています。これでひっくり返ったりせずに固定されるのです。素敵。
そして更にポイントが高かったのが、しまえるコード。いわゆる巻き取り式になってます。おかげで本体にぐるぐる巻き付けたりせずにすっきり設置できます。タイガーさんいい仕事してます。
部品セットについての注意書きです。順番通りにきっちりセットしないと使えないようになっています。勿論守って使っていますが一点不満が。それは精米カゴがさっとはまらない事。取っ手を持ってくるくる回して「かたん」と落ちたらセット出来ているのですが、これがなかなか難しい。
使い始めた頃良く有ったのですが、セット出来たと思ってもふたが閉まらない。ちゃんとはまってないと閉まらないのです。まあこのおかげできっちり精米できるようになっている、とも言えるのですが。もっとさくっとセット出来るように新機種では改善してほしいです。
毎度おなじみ、日本製の証。「MADE IN JAPAN」と本体の後ろにあります。
使い方
ふたをしっかり締めて電源ボタンを押します（閉まってないと電源は入らない）
電源を入れる
続いて精米する量をボタンでセット。ここでは2合にしました。
無洗米にするか選ぶ
この精米機は無洗米にもできます。もし無洗米にするなら「玄米から」なのか、「白米から」なのかをボタンで押して選びます。無洗米にしないなら点灯しているランプをボタンを押して消しましょう。
お米の精米具合を選ぶ
お米は「3分づき」「5分づき」「7分付き」「白米」と選べるので、レバーを動かして設定しましょう。（無洗米ボタンのランプを消し忘れないように）てから一番下にあるレバーを動かしてコースを選びます。一度に5合まで精米できますが、大家族は二回しないといけないかも？
無事にふたも閉まり、コース設定もおわったところ、あとはスタートボタンを押すだけ。
精米中は熱と蒸気が発生するのでふたがくもります。あとものすごく音がうるさいのでテレビは確実に聞こえません。ご近所迷惑になりかねないので深夜の精米はやめましょう。
精米完了。ほんのり温かいです。なのですぐに研いだりせず、冷たくなるまで休ませてあげてください。
注意点
精米カゴを取り出すときが要注意。写真のようにかごにびっしりぬかがくっついているので、飛び散らないように気をつけましょう。
精米カゴを外したあとのぬかボックス。ここで改善希望点があります。取り出しにくい！取手はないですし、それに上部のふちに少しぬかがついていることも。こうなると外す時にこぼれてしまいます。こぼれにくくて外しやすいようにボックスの改良が欲しいです。（新製品では改良されてました！）今は中に手を突っ込んで羽が回る部分を掴んで取り出しています。
ぬかボックスを取り出しました。さっとふきんで拭けば綺麗になります。
精米後の処理
取り外す時やぬかを捨てる時にどうしてもぬかがこぼれてしまうため、我が家では新聞紙を広げてそこで作業するようになりました。これが一番楽です。
そっとひっくり返してぽんぽんと叩いてぬかを落とします。それでも側面についたぬかは落ちないのでティッシュや手でぬぐっています。これを改善するには、ぬかを払う筆のような付属品があるといいのかな？でもそこまでしなくてもいいな。
ぬかの山です。ぬか漬けをする習慣のある家では便利ですね。
我が家と同じ物はまだ売られています。最新のものではありませんが、お値段が優しいです。でも製造終了品なのでもう中古品ばかりです。
2016/10/16 追記
なんと今年、新商品が発売されていました。新しい商品ではぬかボックスに「取手」がついており、精米部分と一緒に取り出せるようになっており、本体にぬかがこぼれ落ちないように進化してました。素晴らしいです、タイガーさん！でもまだ今のやつが壊れてないので買い替えませんけど。
ちなみに新商品はこちら。DCモーターになっており、熱もおさえられ、なおかつ節電にもなっているようです。企業努力は素晴らしい。
使った事がないので使い勝手は全く判りませんが、料理の鉄人で有名になった和の鉄人道場六三郎さん監修の精米機もあります。正直、タイガーさんの最新のものよりも今の時点ではお値段が安いので良いかも？
最後にひとこと
日本人だからなのかやはり毎日お米を食べないと元気がでません。この精米機が来てからというものご飯を食べるのが更に楽しくなりました。もちろん白米で買って来たお米もおいしいですが、やはり精米したてのご飯は本当に美味しいです。さらに玄米は保存するのにむいているとも思うので、災害にそなえるために電池でも動かせるような改良があるとさらにいいかも。
