コシヒカリに中国産米が混入したニュースに衝撃を受けても、主食のお米を食べることを止められません。というわけで、件のニュース前に見つけていた、洗ったお米に混ぜるだけでいい「国産」30種類の雑穀を購入し、味見しました。その感想です。
産地が公開されている雑穀
真っ白いお米は美味しい。シンプルな塩むすびなんてたまりません。書いている今も涎が出ます。
でも健康志向の高まりとより美味しいご飯を求めるご飯党な人の間で雑穀米が定着しつつあるようです。というか、流行していますよね?明らかに昔より種類も増えましたし、ずっと買っている「もち麦」が店頭からすぐに消えるようになって少し困っているくらいですから。
我が家では「もち麦」や「もちきび」を混ぜるのが定番だったのですが、いかんせん先述したように手に入りにくくなったため、他の雑穀を試さざるを得なくなりました。そんなわけでネットで探していたら30種類も雑穀が入っている商品を見つけました。しかも全てが国産、純国産で生産地も公開されていたので、まずは試す事にしました。
3種類の三十穀米
楽天にある「タマチャンショップ」で購入しました。他にも色んな国産の商品があるので良かったらお店を覗くと良いでしょう。
自然の都【タマチャンショップ】に行ってみる購入した三十雑穀は3タイプありました。というわけでお試し注文で届いたパッケージはこちら。専用パッケージですね。お金掛けてらっしゃる。
こちらがお試しの三種類の三十雑穀。「三十雑穀」「三十雑穀黒」「三十雑穀ベジ」です。
パンフレットと新聞のようになっているチラシも入っていました。
おまけで計量スプーンがついていました。1杯で15g。2杯で大さじ1ですね。
ちなみに洗ったお米に投入する量ですが、3合炊きで付属の計量スプーン2杯となっています。大さじ1杯ですね。お水の量は普段よりも多めに、50ml〜60mlを追加してくださいとのことです。
バランスの白「三十雑穀」
最初はやはり基本商品である「三十雑穀」白にしました。
入っている雑穀は次の30種類です。
- 大正金時 北海道産等
- 緑米 愛媛・熊本産等
- 金胡麻 茨城・長崎・鹿児島産等
- とうもろこし 熊本・宮崎・北海道産等
- もち玄米 福岡・佐賀・熊本産等
- もちきび 長崎・北海道・岩手等
- 高きび 岩手産等
- 黒米 岩手・長崎・愛媛産等
- もちあわ 長崎・岩手産等
- えごま 熊本・岩手・島根産等
- 黒大豆 北海道・佐賀産等
- はと麦 福岡・富山産等
- うるちあわ 長崎産等
- アマランサス 岩手産等
- うるちきび 長崎・岩手産等
- 黒胡麻 茨木・長崎・鹿児島産等
- うるち玄米 福岡・佐賀・熊本産等
- 黒もちあわ 鹿児島・宮崎産等
- 赤米 愛媛・鹿児島・岩手産等
- 胚芽押麦 佐賀・福岡・熊本産等
- 小豆 北海道産等
- 大豆 佐賀・福岡・北海道産等
- 白胡麻 茨城・長崎・鹿児島産
- 白いんげん 北海道産等
- 裸麦 愛媛・福岡・佐賀産等
- 青大豆 宮崎・岩手・宮城産等
- うずら豆 北海道産等
- 発芽玄米 宮崎・熊本・福岡産等
- ひえ 岩手県産等
- もち麦 長崎・宮崎・愛媛産等
基本的にこれらの雑穀でしょうが、収穫量によって産地が代わったり中身が変わる事もあると思いますから参考程度で。
しっかり「日本産」という記載があります。
3合あたり付属のスプーン2杯、お水は多めに50ml〜60ml追加します。
付属のスプーンですくってみました。これを3合の洗ったご飯に2杯入れます。ちょっとピンぼけですね。ごめんなさい><
洗ったお米に投入して混ぜました。冬なのでお水の量は多めの60ml追加しました。
1時間くらい水を吸わせた後、炊飯開始。そして・・・炊けました。いい匂いの湯気が出ています。
お茶碗へよそいました。ほんのりピンク色です。
食べてみてひとこと
お米がもっちりして美味しかったです!でももっともっちりしても良いと思ったので、次は3杯、45g入れてみようと思います。これは当たりだった!
美容の黒「三十雑穀黒」
続いて黒を試食。こちらには美容重視の雑穀が選ばれています。基本の「白」と入っている雑穀が若干違います。
純国産の表記。
原産地ですが個別ページに見つけられませんでした><でも多分白とかベジに入っているのと同じ雑穀は同じ産地だと思います。産地は記載しませんが、参考にどうぞ。
- 胚芽押麦
- 発芽玄米
- うるち玄米
- もち玄米
- 丸麦
- 発芽もち黒米
- もち麦
- 発芽もち赤米
- 黒大豆(黒千石66%、黒豆34%)
- はだか麦
- 米粒麦
- 発芽もち玄米
- 黄大豆
- 焙煎もち玄米
- 小豆
- 焙煎玄米
- 焙煎大豆
- たかきび
- 青大豆
- 発芽もち緑米
- もちきび
- もちあわ
- ハト麦
- とうもろこし
- ひえ
- 玄ハト麦
- もち黒米(紫こぼし100%)
- 手芒豆
- なた豆
29種ですが、黒大豆が2種類はいっていますから30種類です。
スプーンですくってみました。って白と見た目の違いはあまりわかりませんw
分量は白と同じにしました。大さじ1杯とお水は多めの60ml。
炊けた。
お茶碗へイン。見た目は白との違いがわかりません。
食べてみてひとこと
あっさりな印象です。白の方がもっちりしてました。でももっちりが苦手な方はこちらが良いでしょう。良い意味で主張しすぎない感じです。これもいいですね。癖のあるご飯が苦手な方はこっちの方がよいでしょう。でも私にはちょっと物足りない感じ。美容に良いのでこれが良さげなんですが、もっちり感が欲しいな〜。自分でもち麦を加えてもいいかも。
栄養の緑「三十雑穀ベジ」
最後に試食したのは緑のパッケージ「三十雑穀ベジ」です。緑色の袋が野菜っぽいです。ていうか、実際野菜の栄養重視な雑穀です。野菜以外にちりめんじゃこが入っているのが驚きでした。
「国産」記載
産地は以下のようになっています。
- 胚芽押麦(佐賀、熊本、大分)
- もち玄米(福岡、熊本、大分、北海道)
- 丸麦(佐賀、福岡)
- 発芽もち黒米(福岡、香川、滋賀、熊本、佐賀、兵庫)
- もち麦(福岡、熊本)
- 発芽玄米(福岡、熊本)
- 発芽もち赤米(福岡、熊本、香川、茨城、秋田、岡山)
- 黒大豆(黒千石80%/北海道・黒豆20%/北海道)
- うるち玄米(福岡、熊本)
- はだか麦(福岡、熊本、愛媛、滋賀)
- 米粒麦(佐賀、福岡、熊本、大分)
- 発芽もち玄米(福岡、熊本、大分、北海道)
- 黄大豆(福岡、佐賀、北海道)
- ちりめんじゃこ(大分)
- にんじん(九州)
- さつまいも(九州)
- わかめ(九州)
- しいたけ(九州/タマチャンファーム)
- 小豆(北海道)
- 焙煎黄大豆(福岡、熊本、北海道)
- 青大豆(北海道、福岡)
- 発芽もち緑米(栃木)
- もちきび(北海道、長崎)
- もちあわ(北海道、長崎)
- 玄はと麦(北海道、島根、富山)
- もち黒米(紫こぼし 100%/福岡、熊本)
- 黒胡麻(九州)
- ほうれん草(九州)
- 小松菜(九州)
こちらもリストでは29種ですが、黒大豆が2種類はいっていますから30種類です。あと収穫量の変化もあるので産地の変更もあるかもしれませんから参考程度に。
スプーンにすくいました。ちりめんじゃこ発見w
洗ったお米に投入。こちらも大さじ1杯、お水は60mlで。けっこう色々浮いています。しいたけ軽いしなあ。
炊けた〜。白と黒に比べて野菜が目立ってますね。
お茶碗に入れました。もっと緑かなと思いましたが混ぜると白や黒と同じ感じに。
食べてひとこと
味ですが、一番癖があります。というかちりめんじゃこのせいでしょう。魚を感じます。なので苦手な人もいるかも。でも野菜不足を気にする方はこれが良いでしょうね。でもうちではリピートしないです。野菜はほぼ毎日食べているのでご飯にたよらなくていいかな〜と。
ベジは今のところ楽天さんのみのようです。
食べ比べてみて
最初に食べたせいもあるかもしれませんが、一番美味しく感じたのは「白」でした。でももっちり食感が好きな私なので仕方の無いことかもしれません。でも個人的に食べたいと思うのは「美容」重視の黒です。アントシアニンとか美容によい成分が主に入っているんですよねえ。食感をわたし好みにするために「もち麦」を加えて炊いてみることにします。
最後に緑の「ベジ」ですが、野菜や魚嫌いな人にはいいと思うし、この選択が良いと思います。でもやはり癖を感じるので、緩和するために炊き込みご飯のような味付けするとかアレンジすると大丈夫かも?
最後にひとこと
現在雑穀を入れて炊くのが流行っています。でもそれが中国産や韓国産のものは嫌です。というのも中国米からカドミウムが検出されたりしているからです。やはり土壌の汚染が酷いんでしょうね。というわけで、素性の判っている国産の雑穀を選びました。とは言え、偽装問題もある昨今ですから、他の商品も試すつもりです。