疲れている時、料理をする気が起きない時に助けてくれるのは「冷凍食品」です。今日は「米」「焼豚」「卵」「ねぎ」全て国産材料だという、マルハニチロの「あおり炒めの焼豚炒飯」を買ってきて試食。感想。
嬉しい「すべて国産」表記
「国産」と言っても「作ったのが日本国内」という罠も稀にあります。が、今回見つけたマルハニチロさんの「あおり炒めの焼豚炒飯」はすべて国産の材料で作っているということで小躍りで購入。
赤坂璃宮の譚オーナーシェフの「あおり炒め製法」で作られているそうです。これは期待大です。
消えた「すべて国産」表記(2019/9/12追記)
2019年9月10日放送の「この差って何ですか」(TBS系)で、このチャーハンが取り上げられていたので、改めて公式ページを見に行くと原材料がすべて国産というのは消えていました。でもネギが日本産なのは高評価。ネギは中国産が多いので。
ちなみに外国産なのは豚肉。焼き豚(豚肉)が「日本、アメリカ、カナダ、メキシコ」となっています。なので日本産の豚肉が入っていることもあるので「すべて国産」のときもあるってことですね。(2019年10月の情報と記載あり)
不親切になった(2022/6/23追記)
原産地情報は電話で問い合わせするようになっています。そんな面倒なことしてられないんですが。かなり残念ですね。
原料原産地に関して
詳細につきましては、お客様相談室までお問い合わせ下さい。
https://www.maruha-nichiro.co.jp/products/safe_home.html
あけぼのとは
商品を紹介するにあたり、メーカー名は「マルハニチロ」だというのはすぐに判りました。が、「あけぼの」という記載もあり、困惑したのでちょっと調べてみたら、マルハニチロさんのQ&Aに載っていました。
Q.
「あけぼの」の商標の由来を教えてください。A.
旧株式会社ニチロの前身、堤商会が商標を作るに当たって、当時は日露戦勝後の好景気で、缶詰のブランドにも「三笠」、「東郷」、「万歳」といった国威を背景にしたものも多く、できれば国旗をそのままブランドにしたい意向もありました。 しかしそれも極端だということで「日の出の景色」の図案に衆議がまとまり、紅鮭の英国輸出を考えてBreak fast (朝食、断食を破る)、Day Break(闇を破る)などの英人好みの字句を使って”Day Break Brand”=あけぼの印がよい ということになりました。 図案は半円に放射線としましたが、放射線の先が細く尖っていたため「日没と間違えぬように、日本語と英語で二重 に説明すればよい」(ニチロ創業者堤清六)として、下の赤線の中に「あけぼの印」を加えることとなりました。 下地はスペイン赤の鮮やかな三本の線、この三本引きはもともと堤家「近清」ののれんで、宝寿丸初出漁の船旗や、堤商会章に用いられたものです。
「あけぼの」は商標でした。たしかにかにの缶詰などのブランドイメージがあります。それにしても由来がかっこいいですね。
マルハニチロ「あおり炒めの焼豚炒飯」
こちらが買ってきた冷凍食品です。しっかり「すべて国産」という記載がありました。
作り方は簡単です。直にフライパンで炒めるか、レンジでチンです。私はレンジ派なので、500w設定で4分温めます。
平たいお皿に盛りつけました。まだ凍っているのでカラカラとした音がしました。艶もありません。そうそう、ここで注意、ラップはかけないこと!
温めました!お米がつやつやで、美味しい香りがします。
すくってみました。どうでしょう?美味しそうです。
食べてみた感想
まず一口食べて「当たりきたー!!!」でした♪お米はぱらっとしていて口の中で解け、卵も焼豚もジューシーな味です。あっという間に平らげてしまいました。美味しかった〜!
ただ私の大好きなねぎの香りは感じられませんでした。でもねぎは切ったそばから香りが消えてしまうのでどうしようもない。なので次に食べる時はあえてフライパンにしてみて、新鮮なネギを追加して炒めて食べてみようかな?と思っています。ってそれだと手間がかかって冷凍食品の意味がないかもしれませんが。
そうそう食べてみたいと思った方は買う前に「すべて国産」の表記確認をしてくださいね。どうやら前のバージョンでは「すべて国産」ではないようなので。というわけで、安心して食べられるすべて国産の「あおり炒めの焼豚炒飯」はリピート決定です。マルハニチロさんごちそうさまでした!
ちなみに他にも美味しい冷凍炒飯はありますが、私はマルハニチロが一番。味付けが優しく、辛くないからです。他のメーカーのは私には辛いので。
明かされた美味しさの秘密(2019/9/12追記)
2019年9月10日放送の「この差って何ですか」(TBS系)で、取り上げられていました。そしてそのおかげでその美味しさの秘密を知ることができました。感謝。
世界に一台しかないロボット
マルハニチロはなんと社員を赤坂璃宮の譚オーナーシェフに弟子入りさせていました。そしてその技術をロボットに詰め込み、再現させていました。
もちろん本物の譚オーナーシェフには敵わないでしょうが、肉薄することはできているのでしょうね。本当に美味しいから。
詳しくはTBSの番組紹介ページ(過去)で確認を。(番組は終了しましたがアーカイブページがあります)
最後にひとこと
忙しいときにさっと食べられる冷凍食品は有り難い存在ですが、ハズレもあります。でも「すべて国産」の「あおり炒めの焼豚炒飯」は間違いなく当たりで、最低1つは冷凍庫の中に置いておくものになりました。