日本で初めてパンストを作ったアツギは、漢字一文字にその特徴を込めた「アスティーグ」というシリーズを販売しています。たくさん種類があるので、自分に必要なものを選んで買っているので、それらの感想です。
ASTIGU(アスティーグ)シリーズ
ATSUGIさんのパンストの履き心地の良さから愛用しています。以前の記事でも取り上げました。詳しくは個別記事「日本初のパンスト製造・販売|女性の美と快適を追い求めるアツギ」を参考にどうぞ。
と言いつつ、今は福助の満足使ってます。詳しくは個別記事「滑らかな履き心地|福助の「DAILY満足」は心と身体に優しいパンスト」を参考にどうぞ。
話を戻します。ATSUGIさんは、日本で初めてパンストを作って日本にパンストを定着させたメーカーさんです。なので色んな商品があるのですが、その中でも「高級路線」というか「実力路線」のパンストがあり、それが「ASTIGU(アスティーグ)」です。詳しくは専門サイトへどうぞ。
2011年 ASTIGU (アスティーグ)
脚を美しく魅せる11種類の商品ラインナップをそれぞれの特長を「11の美意識で選べるパンスト」として消費者に分かりやすく伝え、様々なファッションを楽しみながらはきこなす新しい機能型プレーンストッキングとして提案。
2011秋冬シーズンからはプレーンタイツに、デニール(透け感)がもたらす陰影の効果やニュアンスの違いをスタイリングに取り入れる美意識を喚起。ATSUGIブランドストーリーより
https://www.atsugi.co.jp/learn_enjoy/atsugi_history/atsugi_brand_story/index.html
多分店頭で見たことある人も多いでしょう。漢字一文字で「魅」「肌」「黒」などと書かれているシリーズです。
他のシリーズよりも割高な商品ですが、根強いファンがついていることから商品の実力があるのでしょう。とは言え、私は5本指パンストの「指」を購入するまで買った事がなかったのですが。
「ASTIG(アスティーグ)」のラインナップを見ていたら、妊婦さんのための商品もありました。商品名は「逢」で、赤ちゃんの成長で大きくなるお腹部分を優しく包み込めるパンストです。まさかそんなパンストがあるとは思っていなかったので驚きました。どんな時でもパンストを履きたい女性には嬉しい商品ですね。
母の一押しの5本指パンスト
母の足は外反母趾でいつも痛そうです。そしてそのせいで色んな靴下やグッズを買っては、少しでも楽にならないかと苦労しています。あと非常に汗かきで、足もビチャビチャになります。
で、そんな母が偶然スーパーで売っていた5本指のパンストを買ってきて試したところ、「蒸れなくて歩きやすいし、外反母趾も痛くなりにくい」とすっかりファンになっていました。しかし私はパンストが5本指ということに「根拠の無い抵抗感」を感じているのでどんなに勧められても「私はいいよ」と断り続けてきました。
というのも、汗で張り付かれてトイレで難儀したり、纏わり付いたりして困っても、普段は「サスペンダーパンスト」なるお尻周りの通気性が素晴らしいパンストを使っているので特に問題と感じていないからです。詳しくは個別記事「日本製の蒸れないパンスト|ピエ・ド・グラス「サスペンダーストッキング」」を参考にどうぞ。
しかし、母があまりに「5本指パンスト」を絶賛するので、先日一緒に百貨店にお買い物に出かけた際にパンスト売り場に行ってみたところ、ATSUGIさんの5本指タイプのパンストを発見。
その値段が「1000円」もしたので「一足1000円もするじゃんか」と母に言ったら「その分良いかもしれないじゃん。優のも買ってみたら?」と言い張ったので「そこまで言うなら」と私の分と合わせて2足購入しました。
アスティーグ「指」
というわけで、購入してきた5本指パンスト。ASTIGU(アスティーグ)の「指」です。
商品パッケージの後ろに「MADE IN JAPAN」。そしてパッケージには5本指パンストの良さが書かれています。それによると「サンダルも美しくキマる、素足のような自然さ。」「一日中、足指サラサラがつづく。」「指の動きが自由になるから、歩きやすい。」そうです。
商品を取り出しました。足指の形の台紙です。
表からだと縫い目一つ見えませんが、後ろから見ると縫い目はしっかりあります。これがどんな履き心地なのかが問題ですね。
外してみました。見慣れてないので個人的にちょっと笑っちゃう形状。
外した台紙には、ATSUGIさんの「社会貢献活動」として、女性に知っておいて欲しいお話、情報が印刷されたものが使われています。今回は「生理のこと」でした。あまり他人に聞けることではないですから、こういう情報はありがたいですね。
というわけで、履いてみました!どうでしょう?自分で言うのもなんなんですが履いてないみたいに見えますが、大丈夫!履いてますよ!
履いてみた感想
開口一番出たのは「うわ、履くのめんどい!」でした。どうしても指にぴったりさせるために時間がかかるのです。なので忙しい朝、寝坊した朝は無理。
しかし履き終えた後は「おや、悪くないかも」という感想でした。というか、歩きやすいことに気がつきました。足の指が動くので踏ん張りやすいんですね。地面を掴む感覚がありました。というわけでそのまま5本指パンストで一日サンダルで外出したりして過ごしました。
そして夜。足指の感覚はちょっと妙な感覚でした。疲れじゃないし、なんと言うか形容しがたい感覚でした。恐らく普段は足指をまとめられているタイプを履いているのでこのセパレート感?に慣れていないせいでしょう。でもはっきりと判っている感覚は「脱いだ後に開放感があり、すっきりした」事です。常に指が広げられているので蒸れが全く無しで快適だったのですが、やはり履き慣れていないと仕方ないのでしょうね。
でも二度と履きたくないとは思っていません。むしろサンダルでお出かけの際には是非に履いて行きたいと思いました。理由は足指が非常に自然で綺麗だったからです。母にも「足指が綺麗に見えるね」と言われました。
さて今回は、今までの安い5本指のと比べてちょっとお高いパンストだとどうかを知りたかったので母にも感想を聞きました。すると「今までのよりも断然良い」とのことでした。どう違うのかと聞いてみたらまず「フィット感」が違っていたそうです。
お安いものだとまず指先まで伸びず、指と指の間に空間ができることがあるそうです。ちゃんと上げてないズボンみたいな感じと言えば伝わるでしょうか?でも「ASTIGU」の指パンストは母の足指に綺麗にフィットして滑らかな履き心地だったそうです。「ここまで品質の違いがあるとは」と母も驚いていました。これからはこれを買うそうです。
ひざ下タイプもありました。
アスティーグ「暖」温感発熱タイツ
真冬の味方として毎日戦ってくれている「あったかタイツ」ですが、常により温かさを感じられる物をさがしています。ちょっとお高いアツギのASTIGU(アスティーグ)の「暖」温感発熱タイツを買いました。アスティーグの「暖」です。110デニールのブラックです。
裏。商品特徴が記載されています。切り替え無しのオールスルー(アツギの登録商標)、ヌードトゥ、光発熱、光触媒で臭い分解、デオドランド消臭など魅力てんこ盛りです。
中に入っていた恒例の女性の身体についての小話。今回は「PMS」について書いてありました。そうそう、これにも載っていましたが、パンストを取り出す時に中に入っている紙を取り出すのが面倒な上、伝線のリスクがあったのですが、止めたそうです。これ嬉しい。
本体。
ラベルがある方が後ろです。
履いてみた感想
他のあったかタイツとの違いが判らなかったです。
すみません。最近かなり寒いので余計に感じにくかったのかもしれません。なので従来のアツギのあったかタイツでいいです。履き心地は抜群ですが、アツギの通常タイプのコストが安いし、これに切り替えるほどの画期的な魅力は無いかな。というわけで、私のリピートは無し。でも切り替え無しなのでショートパンツを履く人にはこれが良いと思います。
最後にひとこと
良い製品はやはり少しお高い。でもその分だけ長持ちしたり、履き心地の良さがあるなら購入して損は無いでしょう。一足1000円とは思いますが、伝線しない強度があるならいいな。