HARIOのドリップケトルを使うようになってから美味しいコーヒーを飲めるようになりました。今でも十分美味しいのですが、使っているメリタのドリッパーが30年以上前の代物だったので、ハリオの日本製円錐ドリッパーにして更に美味しさを追求してみることにしました。
コーヒー抽出時間は3分以内で
こちらは我が家でずっと使っていたのは30年以上前に買ったMelitta(メリタ)のものです。
我が家のメリタはご覧の通り穴が1つしかない上、位置が少し上の方にあるせいか抽出するのに時間が掛かっていました。ただ、今回調べて初めて知ったのですが、メリタのドリッパーの抽出穴位置が高い場所にあるのは「コーヒーを蒸らして深い味わいにするため」だそうで、メリタのドリッパーの特徴でした。美味しくするための形状だったのですね。
とは言え、美味しいコーヒーを飲みたいと調べたら、まず書かれているのは「抽出時間は3分以内」です。しかし我が家のメリタのドリッパーでは間違いなく3分以上掛かっていました。なので「みんなお客さんが多いときのコーヒーは、どうやって淹れてるんだろう?」とずっと不思議に思っていたのです。
しかし新しいハリオのドリッパーが届いて使ったら、あっという間にその疑問は消えました。余裕で3分以内で抽出出来るようになったからです。明らかに早い。
多分メリタのドリッパーも30年の間に進化しているはずです。物持ちが良いのは素晴らしいことですが、あまりに古い道具の場合は見直す必要があるんだなと痛感しました。
HARIO V60 VD-02T
というわけで、購入したハリオのドリッパーです。箱にもしっかり「MADE IN JAPAN」とあります。
反対側にはコーヒーを注いでいる時の写真。
箱の横には円錐ドリッパーの特徴。
反対側にはコーヒーの美味しい淹れ方。やはりどんな量も3分以内に抽出することと記載されています。
開けました。するとコーヒーの粉をすくうスプーンが見えます。付属しているのは嬉しいですね。
スプーンを外して更に開けると本体が見えました。
取り出しました。
ハリオの円錐ドリッパーには専用フィルターが必要なので100枚入りも一緒に注文していました。
いざ使おうとして気がつきました。ハリオのドリッパーは抽出する部分がまるっと大きく開いていました。これはもう「抽出穴」というより「抽出口」って感じですね。でも大きい分洗いやすそうです。
フィルターをセットして横から判りやすい写真を撮りました。このようにフィルターが飛び出しています。
使用開始。HARIOのドリップケトルでお湯を注ぎます。コーヒーを美味しく飲みたい人は絶対ドリップケトルを買った方がいいですよ。味の違いは確実に判るレベルで変化します。
写真では判りにくいですが、お湯を注ぐと全体にじんわり広がっていくのでお湯の掛かっていない粉はありません。
抽出されたコーヒーですが、メリタのものに比べてですが、明らかに太い(量が多い)です。でもこの量はお湯の注ぎ方で変化します。
使ってみた感想
すみません、ハリオのドリップケトルで初めてコーヒーを淹れた時ほどの衝撃はありませんでした。ただ、今までよりもコーヒーの味に深みが出た「気が」します。コーヒーの違いの判る人ではないのでこの程度しか判りません。
でも変えて良かったと思っています。というのも、メリタよりは明らかに早く抽出出来るので時間が掛からないし、大人数分でも3分以内に抽出できるようになったからです。でもメリタのでも最新のドリッパーなら3分以内に抽出できるかもしれません(いかんせん30年以上前の古いものなので)
美味しいコーヒー生活にこれで死角は消えました。というか全部ハリオになってしまいました。が、明らかに美味しくなったので納得です。
サーバーも買いました。
2020/2/12追記
ハリオのドリッパーは相変わらず毎日使用しています。しかし、とてもきになるステンレス製のドリッパーを発見しました。
もしドリッパーを買う前ならこちらも見て検討してみてください。私、そのうち買うかも。
詳細は個別記事にありますが、端的に雑味がないコーヒーになるそうです。しかも多分茶渋がつかない。やっぱ欲しい。
最後にひとこと
新しく買ったドリッパーで「明確に味の違いがわからなかった」というのは残念ですが、事実です。ただぼんやりと「コーヒーの味に深みが出た」気がしています。でも抽出時間3分以内を守れるようになったので購入したことを後悔していません。それに大きめの抽出穴は使用後に洗いやすい利点がありますし、色が透明なのでコーヒーの沈着汚れもすぐに判ります。これは思わぬメリットになりました。買って良かったです。