いつもはアツギのパンストを買うのですが、欲しい色が無かったので福助の日本製サンダル向けのつま先スルーストッキングに浮気。そしたら滑らかな感触で気に入りました。今後は満足でいく。
パンストへのこだわり
サンダルスタイルの増える夏ですが、私は靴擦れが嫌なのでパンストを履いています。そしてパンストはいつもアツギです。
そうそうアツギのアスティーグにはサンダル向けの「指」というものがあります。でも少し履くのが面倒かも?でも他メーカーに比べてダントツのナチュラルな5本指パンストだと思います。
ただアスティーグシリーズはお高い。財布に優しくない。余裕がないと買えない。物がいいのは判ってるんですけどね。
まあなんせ私はいつもアツギのパンストを買っていました。しかし欲しい色がないと買いません。でも今回はある意味それが幸いして福助の満足を試すことができました。
福助とは
正直なところ、福助について何にも知りませんでした。なのでざっと調べてみたら、1883年創業の大阪は堺にあった足袋の老舗でした。
社名の由来
辻本福松氏が創業した「丸福」でしたが、既に他社が登録していた名称であったために商標が取れなかったそうです。しかし伊勢詣の折に目にした「福助人形」を使ったロゴを作り「福助」で商標登録。その後、大正8年(1919年)に福助足袋株式会社を設立しました。
足袋を大量生産
当時の日本の衣類は着物が主流で足袋を履くのが当たり前の時代で、足袋は手縫いが当たり前でした。しかし福助は足袋用のミシンを開発し、大量生産を実現しました。
足袋から靴下へ
洋装が主になり、足袋の需要は急激に減って行く最中、福助も靴下や下着、洋服分野を開拓していきます。しかしながら、靴下以外のジャンルでの成功を収めることができませんでした。
2003年に一度倒産
2003年に民事再生法適用となり、倒産していました。これは記憶にありません。100年以上続いていた老舗が一旦倒産していたとは残念なことです。
しかしこれを機に、創業者一族である辻本ファミリーは経営から退いています。ファミリー経営では難しかったのでしょうね。
伊勢丹名バイヤー藤巻幸夫氏による復活
カリスマバイヤーとして知られていた藤巻氏が福助の代表取締役社長就任となり、復活に携わります。そしてそれはなんと1年半で復活させています。
その後、アディダスとライセンス契約したり、豊田通商の完全子会社になるなど、色々な変化がありますが、地道に頑張っている企業のようです。
DAILY満足つま先スルー
こちらが買って来たサンダルに最適なつま先スルータイプのDAYRY満足です。3足1000円です。お財布に優しくて嬉しい。
UV吸収加工、抗菌防臭加工もされています。そして日本製。
出しました。履いた所は勘弁してください。
履いた感想
生地はとても柔らかく、伸びが良くて履きやすい!
夏場は引き締めタイプが店頭によく並びます。しかし引っぱる際に破いてしまったことも。ていうか、汗で肌に張り付いてしまって破いた事ありませんか?私、時々やるんですよね〜。涼しいお手洗いなら問題はないのですが。でも今回買った満足では非常に滑らかに肌にフィットしてくれるので、破く危険が低そうです。
締め付けるのを止めたい人向け
足を細く見せたい人には不満かもしれませんが、私はするっと滑らかに履ける方が嬉しい。というか締め付けるのはある意味ストレスです。満足はそういうストレスは無いので大満足。まあ身体がさぼるという意見もあるでしょうが、アラフォーともなると自分の身体の快適性を重視したい。なので今後はこれで行きます。アツギさん、どうやらこれでお別れです。たまに買うかもしれないけど。
福助のオンラインストア
サンダル向けのつま先スルータイプ。
つま先補強タイプ。毛穴とくすみを減らしてくれるタイプです。
サイズの見直し(2021/9/22 追記)
夏になって汗をかくようになり、トイレでストッキングを脱ぐのも履くのも厳しくなりました。なのでワンサイズあげてLサイズにしたところ、トイレで破いてしまうことがなくなりました。というわけで、もし私のように破いてしまうことがある人はワンサイズアップしてみましょう。快適です。
最後にひとこと
滑らかな感触に「満足」です。福助さんも気に入りました。今後は「満足」で行くぞ〜。