相変わらずワイモバイル(旧ウィルコム)のPHSを仕事通話用に持っていますが、スマホも持つようになりました。しかし使い出して感じたのは、メッセージが届いているかのチェックが面倒なこと。そこでスマホを見なくても何か通知があれば分かるスマートウォッチを購入。早く買えば良かった。
面倒なスマホチェック
仕事ではもっぱらPHS使用の私はスマホは地図を見たり、友人との連絡するためのアイテムになっています。しかし元々がメールチェックも怠る質なので、「メッセージ送ったのに」と怒られることもしばしば。とはいえ「何かきてないかな?」とスマホを見まくるのは正直病的としか思えない。
姿勢も目も悪くなるし、何より「支配されてる感」がよろしくない。はるか昔「ポケベル」すら「うざい」と感じていた私が携帯電話に変えて「どこまでも連絡をされてしまう」と嫌になった記憶がよみがえりました。
そこで持っているスマホ、iPhoneの専用Apple Watchを見てみたのですが、「なんだこれ高すぎる」と驚愕。安いものでも3万円以上の値段って。通知だけ欲しい人向けの1万円程度のラインナップがないのはどうかしてる。アップルはもっとシンプルに考えるセンスを取り戻せ。ジョブズがいなくなってから本当にひどいぞ。
とまあ、要は高くて買えない。それに使い勝手もわからないので、まずはお試しにと3千円程度の「JPDeal」のスマートウォッチ購入。選んだ決め手は充電方法でした。というのも、いろいろ見てみるとベルトを外して充電するのが難しいとか壊れたとかあまり芳しくない口コミが結構あったから。あ、残念ながら中国製です。日本製は見つけられなかった。
ちなみに価格は現在(2019/8/23)は3,899円ですが、私はタイムセールで買ったために2,305円で購入。使いこなせないで放置する悲劇を考えたらとてもお得。
JPDealのスマートウォッチ(2019年版)
というわけで購入した「JPDeal」のスマートウォッチ。 iOS(8.0以上)とAndroid(4.4以上)対応。made in china。
出しました。中には説明書と本体、充電用のUSBケーブルが二つ。
充電はされていないのでまず充電。で、その充電方法ですが、時計盤面の裏に接触端子があり、そこに当たるように付属の充電ケーブルをカチッとはめ込むだけ。満充電には2時間かかります。それ以上は充電するなと説明書にありました。
写真は充電中の様子。緑色のバッテリーアイコンになります。ただしここでちょっともたつきました。はめにくい。失敗したか?とも思ったのですが、ベルトを引き抜くのが嫌だと思って選んだのでしばらくは使わないと判断はつきません。
アプリ「H Band」
かなり多機能です。そんなにも必要か?と思うほど。というわけで主な機能だけピックアップ。
かなりの機能が付属していますが、これらはアプリ「H Band」を使って管理するので比較的操作は簡単。ただし、データを取られるのが嫌なので私はアカウント登録なしで使うことにしました。
ダウンロードとログイン
まずはアプリ「H Band」をダウンロード。Appストアへ。評価は2.5でイマイチ。
ダウンロードしたアプリを開くとログイン画面。念のためにプライバシーポリシーを読むと、データが集められるとありました。ものすごーく嫌なので、アカウントは作らずにログインしました。アカウントなしでもいいのは評価。
ログインするともろもろ設定します。驚いたのは肌の色の設定があったこと。データを集める上で必要なのかしら。データあげないけど。
設定が終わってもまだ使えません。まだ時計本体と接続していないから。でも時計本体の画面を長押しして起動、そしてH Bandアプリには接続するデバイスを選べと表示されるので言われるがままに進めばすぐに接続完了しました。
設定画面
H Bandの設定ボタンをして設定します。一番の目的であるメッセージ通知機能を利用するべく、メッセージアラートを選び、「ハングアップ」を利用しているのでその他をONにしました。ツイッターなどもありますが、うざいだけなので通知はなし。というか沢山通知するようにしているとバッテリーを食いまくるだけです。
通知対象は「Wechat、QQ、Facebook、Twitter、Linkedin、WhatsApp、Line、Instagram、Snapchat、Skype、Gmail、その他」とあります。設定にありませんがハングアップの通知も来ています。
試しに何か送ってとメッセージを送ってもらって届いた「アルパカ」の一言。白く塗りつぶしてありますが、送り主の名前も出ます。ちなみに画面には4文字ずつ表示されますが、長い場合はタップして続きがみられます。
アラーム機能
毎日忘れずにしておきたいことを20種類まで登録できます。私は6時半に起きるのでセットしました。最初は何も登録してないので「目覚まし時計がない」という表示。うーん変な日本語。
曜日ごとに選んだり、全部選んだりとかなり細かく設定できる。アイコンも沢山。なので、犬の散歩(犬のマーク)や薬の時間(薬マーク)が決まっている人は活用すると良さげ。授乳や病院マークもあります。美容院マークもあるので予約した曜日と時間を入れておくといい。
でも先の予約は自前のアプリカレンダーでしている人も多いでしょう。私はiPhoneに標準で入っていたカレンダーを利用しているのですが、その予定もリマインダー設定している通知が時計に表示されるので目覚ましとしてしか使っていません。
女性向け機能「生理期間」
最初の性別で女性を選ぶとアプリのデータパネルに表示されます。試しに使いました。生理日数やら周期、最近の生理日などを登録すると、次の生理日や排卵期の予測日が出ます。これは素直にすごい。
でも笑っちゃうほど細かい通知を出してきます。生理前には「準備しろ」って言ってきたり、生理始まったら「ナプキン取り替えろ」って言ってきたり。でも笑ってしまう通知。写真は一部。「今日は生理の第5日目、ナプキンの取替が忘れずに」と日本語が変。やはり中国製だからなのかしら。不安がよぎったのは言うまでもありません。
あ、右下の傷のようなものは時計表面保護のシールの汚れです。傷つくのが嫌でまだ剥がしてなくて。そろそろ剥がそうかな。
使ってみてわかったこと
実際に使い始めてわかったことについて。スマートウォッチは絶対に試してから高いものをかうべきだと思います。とりあえず今回のお試し購入は私には正しかった。
良かったこと
まず良かったこと。やはりメッセージがわかることが想像以上に便利。これが目的だったので大満足。あと座りっぱなし注意通知も気に入りました。腰痛持ちなのでかなりいい。1時間以上座り続けることは無くなりました。
そして生理日機能。生理直前になると教えてくれるのは地味に便利。体調の変化にも敏感になった。「排卵期」と「安全日」とかも通知で教えてくれます。妊娠したい人にはかなりいいはず。
悪かったこと
使い方によってはかなりバッテリーが減ります。1週間は持つとありましたが、メッセージ通知が続くとあっという間に減って3日でバッテリー切れになりました。なのでお風呂に入るときに充電するスタイルになっています。
ベルトを外さなくていいのが良いと思ったのに、バッテリーケーブルを装着するのが難しいのが個人的に良くなかったです。ベルトを外すタイプの方が向いていたのかも?でもこれは試さないとわかりません。買い換えるときにはベルトを外すタイプにしてもいいかも。
で、そのベルトですが腕につけにくいやら外しにくいやらでものすごくストレスです。こういうスポーティなものは始めてなので余計かもしれません。しかし金属製のアクセサリーのような腕時計を何十年と愛用してきたので慣れない。これはどうしたものか。
総評
結論としては、スマートウォッチの機能を知るためには買って良かった。使いこなせています。でも、説明書にあった問い合わせ先メールアドレスが今時「hotmail」だったり、日本語が変だったりするので、やはりアップル純正のApple Watchが安心かな。9月の新製品発表でシンプル機能の低価格ラインを出さないかしら。
接続できなくなった(2020年10月から)
中国製ですが、通知機能の便利さで気に入っていたスマートウォッチですが、iPhoneのOSがアップデートされて以降、接続ができなくなりました。
もうすぐ一ヶ月経ちますが、アプリのアップデートの気配もない。というわけで、ゴミになりました。おすすめしません。
やはり素直にApple Watchかガーミンなどのちゃんとしたものを選ばないとダメなんでしょうね。
転倒したときに通報してくれるApple WatchSEくらいにしなきゃダメかしら・・・。
ガーミン。
最後にひとこと
とりあえずスマホをやたら見ることを止められて良かった。