洗い物は毎日行う仕事。当たり前の作業なので苦にならないのですが、洗剤を手に取りスポンジに出すという作業が省略できるという「カタポン」なるものを薬局で見つけたので購入。感想です。
台所の相棒たち
日々の生活の中、毎日必ず使うもの、それは洗剤とスポンジと洗い桶と水切りラック。ちなみにスポンジはキクロン一択。これ以外は嫌です。
ふにゃふにゃにならないしっかりとしたスポンジは私にとって必需品です。そしてこびりついたご飯粒などをふやかすために必要な洗い桶はステンレス製のものを愛用しています。
ステンレス製にした理由は、個別記事にも書きましたが綺麗に洗えることです。もちろん見た目の美しい琺瑯もありですが、琺瑯は重いし、ガラスですから欠けることがあり却下。
このステンレス製の洗い桶にしてから、野菜もざぶざぶ洗えるようになって快適です(洗い桶で野菜を洗う可否問題についても記事で触れています)
そして溜まった水を簡単に捨てられる水切りラックは実験の末に使用続行を決めたお気に入りです。
これらのキッチングッズは最早台所にいなくてはならない大切な相棒。彼らだけでも十分頼りになっているのですが、洗剤だけはさほど進化していません。
進化の乏しい食器洗い洗剤
スポンジに少量出して泡立てて洗う。その作業は何十年と変わりません。進化する点は「洗浄力」「水きれの良さ」「抗菌力」などでしょうか。それも当然素晴らしいのですが、「洗剤ボトルを手にしてスポンジに出して使う」作業はそのまま。これだけはどうにも変えられない点でしょう。
もちろん食洗機を使えば楽チンですがスペース問題もあるし、そうそう実現もしにくい。しかし私が薬局で見つけた「かたポン」なるものは「上にスポンジを乗せて押すだけで洗剤が出る」という大きな変化があり、試そうと思った次第であります。
しかし「片手で」というものには少々苦い記憶もあります。それは買って失敗だった「シルコット」です。
片手でウェットシートが出せると飛びついたのですが、最後の数枚になるころには乾燥してしまうという残念な商品でした。改良が待たれます。
今回の「片手」アイテムは一体どうなのか。ちょっとだけ不安。
KATAPON(かたポン)
というわけで買ってきたばかりの「かたポン」です。片手でポンプ、片手で簡単詰め替え容器です。「KATATE DE PUMP」と英語での表記もあります。
商品を取り出してラベルをはがしたら・・・うーん、味気ない。シンプルは好きなんだけど。
商品ラベル。説明や注意書きがあります。クレンザーなどの研磨剤入りのものは入れちゃダメです。日本製。というか「MADE IN OSAKA JAPAN」とありました。大阪の会社が作っているのですね。
使い方。スポンジを乗せたり、コットンを乗せたりして使うそうです。なるほど中に詰め替え用の化粧水などを入れるのもありですね。
他にお風呂でボディソープを入れてスポンジに付けるのにも良いようです。ただ我が家は牛乳石鹸ラブなのでそんなハイカラなものはないためその使い道はないな。
見た目より機能。というわけで、我が家の食器洗い洗剤ライオンの「Magica(マジカ)」新しいキクロンスポンジを連れてきました。並べるといい感じだ。
中に入れてみると洗剤の色が引き立ちますね。でもやはり少し寂しい。シールでも貼ろうかしら?
使うときはこんな感じですね。乗せてみました。
というわけで、このまま実験。最初は空砲。3回くらい押すと出ました。中央あたりが泡立っています。この一回プッシュで出る用量は3ccです。誰が押しても同じ量なので節約になりそう。
使ってみた感想
「おっ?楽じゃん」と嬉しかったです。「洗剤ボトルを手にとって」の作業がないだけでこれほど快適になるとは思いませんでした。それに中身が見えるので残りが少ないことも判っていい感じ。
ただし押すことを考えると残りが少なくなったときがどうなるのか?それだけが気がかりなので、何か問題あれば追記します。今のところは問題無し。
というか、スポンジ置き場がここになりそう。使ったあともこの上に乗せておけばいいし。思わぬメリットでした。というわけで、現段階では買って後悔は無しです。
同じもの。
1ccだけ出るタイプもありました。こちらは色やデザインに凝ってる分少し高い。
セシールからも「エコポン」が。
スヌーピーが好きな私がほしいと思ったかたポン。でもキャラクター使用料が乗せられているので割高です。 見当たらなくなりました(2020/11/13追記)
最後にひとこと
1ccタイプも気になる。夏のハトムギ化粧水用に買ってみようかしら?