wordpressで作っている当サイトは、わいひら氏が無料で配布している「cocoon」というテンプレートを使用しています。とても気に入って使っているのですが、昨夜記事とURLをコピーできる「コピーボタン」が反応しないことに気がつきました。というわけで、見つけた原因とやってみたことを記録しておきます。
無料のテンプレート「cocoon」
先述の通り、当サイトはわいひら氏が無償で配布してくれているテンプレート「cocoon」を使っています。初心者でも使いやすく、日々バージョンアップしてくれるすごいテンプレートです。
とりあえずワードプレスを使いたい、テンプレートを探している人は試すと良いでしょう。
コピーボタンが反応しない
cocoonにはツイッターやらフェイスブック、はてなブックマーク、LINEといったSNSへの投稿用ボタンなどがついており、その中には記事のタイトルとURLをコピーしてくれる便利なボタンもあります。
このページのように、記事の上下にあり、ツイートしてくれる人は活用してくれている人もいるでしょう。で、私も新記事を投稿したときにはツイッターボタンを押して投稿していました。
しかし昨夜、ふと右端にある黒い「コピーボタン」をクリックしたところ、無反応でした。「えっ?」と思い、何度も試しましたが完全無反応。一体いつからこうなっていたのか・・・。他は大丈夫なのに、コピーボタンだけ反応しないのです。
何はともあれ解決しなくてはいけません。というわけで犯人探しです。
不具合があったらまずはプラグイン全停止
ワードプレスにおいて何らかのトラブルが発生したときに真っ先に疑うのは「プラグイン」です。
「プラグイン」は新たな機能が付加されたり、ワードプレス本体がバージョンアップすることに合わせて、それ自体もバージョンが上がるのが常にあります。
しかしそのバージョンアップの結果、新しいバージョンのワードプレスではうまく動かなかったり、使用しているテンプレートとの相性が良くなかったり、更にはプラグイン同士がぶつかる、干渉しあって不具合を起こすことがあります。
なのでまずは問題を起こしているプラグインを探すのがトラブル解決の近道です。
プラグインを停止したらコピペボタン反応
プラグインを全部停止し、コピペボタンをおしたら動きました。記事タイトルもURLもコピーされたので、やはりプラグインのうちのどれかです。
犯人の目星がついたので、ここからは1つずつ有効化して、その度にコピペボタンをおしてその反応を見ていくしかありません。
減らしたつもりですが、それでも現在の当サイトに入っているプラグインは現時点で合計19個もあって、ちょっとだけ面倒でしたが、関係がないであろう定番のプラグインから有効にしていきました。
そしてその結果、犯人を見つけました!
エックスサーバー提供のwebフォントが犯人
コピペボタンが無反応になったのは、エックスサーバーが提供してくれているwebフォントプラグイン「TypeSquare Webfonts for エックスサーバー」でした。
しかし他のプラグインとの相性もあるかもしれないので、他のすべてのプラグインを停止し、webフォントだけを有効化して試したところ、コピーボタンは反応なし。犯人確定。
原因が判ってすっきりです。しかし、私は文字の見やすいwebフォントをとても気に入っており、停止させたくない。つか以前は大丈夫だったのに・・・。
でもひょっとしたら古いバージョンなら動くかも?と思ったので、エックスサーバーの「webフォント」のバージョンを下げてみることにしました。これはあくまでも自己責任でやることなので推奨はしません。
webフォント使用停止
というわけで、古いバージョンをダウンロードしに行きました。
しかし、現在の最新バージョンより古いバージョンすべてを試しても無反応という無慈悲な結果になりました。
動作検証が5.2.6まで
私の運営している放置気味なワードプレスサイトをみたところ、そのバージョンが5.2.6で、その環境でcocoonを入れてみて、webフォントプラグインを有効化してみたら、なんとコピーボタンが反応しました。
ということは、エックスサーバーのwebフォントプラグインがワードプレスの最新バージョン(5.4.1)まで動作検証されたら、また使えるようになるかもしれません。
というわけで、それまではwebフォントの使用を停止しておくことにします。
最後にひとこと
原因判ってよかった。でも使いたいプラグインが使えないの辛い。