重箱におせちを詰める作業は毎年の悩みです。何度もやっているのに中々納得のいく仕上がりにはならない。それでも百均の中子を使うことでマシになりました。しかし毎年買う中子ももったいないと感じるようになったので、繰り返し使える重箱用の中子を買うことにしました。買ってよかった本当に。
重箱に詰める苦労
お正月前の一番大変な仕事といえば「おせちの準備」です。個人的に料理するのはいいのですが、お重に詰めるのが苦手です。重箱を開けたときに「わあ」となるように上手に綺麗に詰めるのはとても難しいのです。
そんなわけで、今では百均で買える使い捨ての可愛らしい日本製の中子を利用してきてきました。わりと気に入っています。
参考画像です。
中子だけでなく、羽子板の飾りやバランを使うことでかなり華やかな印象のおせちに見えるようになりました。詳しくは個別記事「おせちを詰めるお重の仕切りに100円ショップの日本製正月飾り、小鉢を活用する」を参考にどうぞ。
当然、今年もまたおせち用の飾りを買うつもりです。しかし中子はどうしよう・・・となりました。毎年買うのは不経済だなと感じるようになったのです。そこで、100円ショップの日本製正月飾りの記事でも紹介していた、繰り返し使える中子を買うことにしたのです。
家のお重はどんな形?
いざ買おうと思って、お重を出してきたところ、サイズを測った時にはっとしました。わかっていたのですが、はっきり認識したのは初めてでした。それは、家にあるお重が四角くない、正方形でないことです。
「は?」となった人もいるでしょう。私もです。参考画像を見ればわかるのですが、側面がゆるくカーブしています。四角い重箱ではなかったのです。
重箱には複数の種類がある
正方形でない重箱といえば「丸型」あるいは「梅の花」の形などの変わり種くらいしか認識がありませんでした。しかしそれらの形は最近登場した新しいデザインでしょう。大昔はただただ「四角い」重箱ばかりだったと思うので。
で、このカーブした形では合う「中子」なんてないかもしれない・・・と一瞬凹んだのですが、何十年も前に母が貰ったのだから、この形は決して珍しいものではないのかもと調べたらちゃんと名前のあるタイプの重箱でした。
胴張り(どうばり)の重箱
正方形ではなく、側面が緩く膨らんでいる重箱は、「胴張り」という重箱でした。今回初めて知りました。そして「胴張り」と「中子」で検索してみたら、しっかりと日本製の中子もあったのです。本当によかった。
胴張りの重箱用の中子(日本製)
というわけで、サイズを測って注文した、胴張りの重箱用の中子です。日本製だったのも嬉しい。サイズは6.5寸タイプで、重箱では最大サイズです。
袋から出しました。本体のどこにも日本製などの刻印がないので信じるしかありません。多分大丈夫?
続いて、中子を入れる重箱・・・。
綺麗にカーブしています。でも正方形用の中子が選べないのは辛いかも。
ではいざ・・・セット!!おおおおおお!!!
注意点
この中子を買うとき、サイズを測って買ったのに「ハマらなかった」という口コミがありました。憶測ですが、中子の向きを間違えていた可能性があります。
中に入れるときは「カーブの向き」をしっかり合わせていれるようにしましょう。でないと入りません。
使ってみてひとこと
綺麗にハマって感激しました!これで今年のおせちを詰める時、少しは気楽になるかも?
というのも今まで使っていたホイルタイプの中子って動くので安定しにくいんですよね。もちろんそのおかげで少し大きめな料理を入れられるメリットもあるのですが・・・。
それにしてももっと早く買えばよかったと思っています。綺麗にハマるのって快感ですね。シンデレラフィット最高です!
同じもの(胴張り用です)
正方形の重箱にはこちらを。重箱サイズにご注意を。
正方形の重箱用の中子。9つタイプ。重箱のサイズに気をつけてください。
最後にひとこと
胴張り用の中子、9つ切りタイプもあったらなあと思いました。