未だにシャンプージプシーをしています。しかし店頭で見つけた「毛が細く、ボリュームの出にくい方」と書かれているお試しのシャンプーとコンディショナーがあり、買って帰りました。
シャンプー探し中
現在、長年使ってきたミルボンの「ディーセス」シリーズが廃盤になったので、それに代わるシャンプーを探しており、今までに「ディーセス」の後継である「ディーセスノイ」やルベルの「イオ」シリーズ、ミルボンの「プラーミア」、さらにハホニコの「コラシルク」を試しました。
ちなみに現段階で一番ポイントが高いのはハホニコです。シャンプーだけでトリートメントしたようにしっとりまとまるのは凄い。ただ匂いがあまり好みではないため、次にハホニコの頭皮ケアに重点を置いた「ヘマシルク」を試す予定でした。
しかし、ハホニコのシャンプーは美容室専売品だけあって高価格。使い続けることになればかなりの経済的な負担がかかります。ミルボンのディーセスも高いと感じていたのに、更に高いと継続が難しくなるため、お試しすら躊躇っていました。
そこで今回見つけたのが、コーセーの「スティーブンノル」のシャンプーとコンディショナーです。ボトルに「KNOLL」と書かれているこの商品は、大きめの薬局ならほぼ置いてある印象です。しかし手に取ると外国メーカーではなく日本の「KOSE(コーセー)化粧品」が製造していたので、試すことにしました。
ちなみに商品は、アミノ酸系洗浄剤で優しく洗えて、保湿力もあり、補修もしてくれるそうです。
毛が細くやわらかい
ボリュームの出にくい髪を
根元からふんわり軽やかな髪へ。ボリュームの出にくい髪を、
根もとからふんわり軽やかな髪にみちびく“ボリュームコントロール”シャンプー。
細くやわらかい毛髪表面をコートし、重さを与えず軽やかな質感で
ふんわりとした髪へ仕上げます。CMC構成成分アミノ酸を含むトリュフエキスが髪にうるおいを与え、髪内部の水分をケアします。
「高浸透毛髪補修成分」配合。髪内部まで浸透しダメージを補修します。
アミノ酸系洗浄成分配合。キメ細かくもっちりとした濃密泡で、ふんわり毛先までなめらかな髪へと洗いあげます。
ノンシリコーン、サルフェートフリー。
詳しい情報は公式ページで。
スティーブンノル「ボリュームコントロールシャンプー&コンディショナー」
これがお試しで買って来たお試し用です。水色のラインが入ったパッケージは爽やかで軽やかな印象です。そして私を引きつけたキャッチコピー「毛が細く、ボリュームの無い」というキャッチコピーは改めて見てもかなり魅力的。
ノンシリコン、アミノ酸系洗浄成分。髪に優しそう。
ちなみにお試し用サイズの値段は1セット108円でした。シャンプーは透明な液体、トリートメントは乳白色の液体で、どちらもさらっと伸びやすいテクスチャです。
シャンプーの成分
パッケージに記載されていたシャンプーの成分です。書き写しなのでミスタイプがあるかもしれませんが、ご容赦下さい。
水、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルサルコシンTEA、PPG-2コカミド、コカミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、グリセリン、ツベルアエスチブムエキス、EDTA-2Na、インステアリン酸PEG-50水添ヒマシ油、イソプロパノール、オリーブ脂肪酸エチル、クエン酸、ステアルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム−10、ラウリン酸PEG-2、亜硫酸水素Na、塩化Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、安息香酸Na、香料
「ラウレス硫酸」「ラウリル硫酸」「スルホン酸」など、脱脂力が強過ぎて優しくないと言われている洗浄成分は使われていません。しかしその程度で成分の善し悪しについての詳しい知識を持ち合わせていないので、主成分について調べてみました。
参考にしたのはこちらです。いつもお世話になっています。
主な洗浄成分は「ココイルメチルタウリンNa」と「ラウロイルサルコシンTEA」というアミノ酸系の成分で、優しい配合です。ただし、きめ細かい泡を作れる「コカミドプロピルベタイン」という成分や防腐剤である「フェノキシエタノール」と「メチルパラベン」はアレルギー体質の人は注意したほうが良い成分だそうです。
個人的な見解ですが、防腐剤は商品を傷めないためには必要な成分でもあるので悪者認定していません。それこそ扱いが悪ければシャンプーがダメになるので、あえて防腐剤が入っているものを選ぶこともありだと思います。ただし、明らかに自分の肌には合わないという実感がある人は防腐剤、保存料の入っていないものを選ぶと良いでしょう。
コンディショナーの成分
続いてコンディショナーの成分です。こちらも書き写し。
水、PG、トリエチルヘキサノイン、ミリスチン酸イソプロピル、セテアリルアルコール、ベヘントリモニウムクロリド、ジメチコン、ベヘニルアルコール、グリシン、セラミド2、ツベルアエスチブムエキス、トコフェロール、EDTA-2Na・PEG-9ジメチコン、アモジメチコン、イソプロパノール、エタノール、クエン酸、グリセリン、コレステロール、ジグルコシル没食子酸、ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、ジココジモニウムクロリド、ステアリン酸グリセリン、ステアルトリモニウムクロリド、セテス-20、ポリクオタニウム-7、ミツロウ、フェノキシエタノール、メチルパラベン、安息香酸Na、香料
トリートメントの主な成分についてもざっと調べてみました。すると「PG」は保湿のために使われており、10年以上の使用実績のある安全性の高い成分で、「トリエチルヘキサノイン」も安全性の高いトリートメント成分として定着している状況です。他にも「ベヘントリモニウムクロリド」は静電気を抑える成分で多すぎなければ安全な成分でした。
使ってみた感想
「これはいいかも?当たりっぽい。」
というのが最初の感想でした。判りやすいように、項目を作って表にしました。
泡立ち | ○ | とても良い。きめ細かな泡が立つ。 |
洗い上がり | ○ | 泡切れよし。絡まりもなし。 |
香り | △ | 私には少しキツい。でも華やかな香りで嫌いじゃないので大丈夫。 |
洗った直後 | ○ | 根元がふんわり立ち上がっていました。ボリュームアップ成功? |
翌日の状態 | ○ | 洗った直後に強いと感じた香りが翌朝には落ち着いていい感じになりました。 |
価格 | △ | 1本500mlで約1,600円で安くないが、美容室専売品よりは安い。 |
総評 | ◎ | 泡立ちもよく洗い上がりのすっきり感もあり。痒みも無く当たりっぽい。 |
かなりの高評価です。美容室専売品ばかりに注目していたのは間違いだったと感じています。大きめの薬局で買えるというのは利便性が良く、ポイントが高いです。
ただし、美容室専売品でなくとも、一般的なシャンプー、トリートメントの値段よりも高い商品です。でも一番使いたいと思っているハホニコ(320mlで3,200円)と比べるとやはり安い。とはいえ、ハホニコの成分には、コラーゲンやシルク成分など髪に良い成分がてんこ盛りなので当然の価格です。
でも毎日使うを考えたとき、続けやすい価格帯であることも重要な価値観。私のお財布事情を考えると、スティーブンノルくらいが分相応です。ただし、連日使い続けて、痒みが出たり、べたついてきたりしないことが重要です。今度数パッケージ買って、続けて使ってみようと思います。
というわけで、現段階で切り替え候補第一位として、ハホニコのコラシルクを押しのけて、スティーブンノルのボリュームコントロールが躍り出ました。ただし、店頭で買える、美容室専売品以外も試すきっかけになったので、まだまだお試しを続けます。
ちなみに次回試す予定のシャンプーは、「凛恋(りんれん)」という、高知県産のゆずや島根県の薔薇など日本で生まれ育った材料で作られたシャンプーとトリートメントです。タイプは「しっとり・まとまる(ローズ&ツバキ)」「ハリコシ・さらさら(ユズ&ジンジャー)」「スカルプ(ミント&レモン)」の3つがあります。日本産の植物にこだわっているというのが、私には嬉しい。
ボトルで購入(2019/5/18 追記)
ミルボンのディーセスのストックが切れてしまい、のんびりとシャンプージプシー生活できなくなってきました。そこで現段階で良さげと思ったスティーブンノルを買いました。
一週間連続使用した結果
最初の数日は、初めて使ったときの感想のまま「いい感じ」だと思っていました。しかししばらくすると不満を感じるようになりました。
まず、毎日ではないですが、かゆみを感じたのです。これはよくないサイン。成分で相性がよくないものがあるのかもしれません。そしてそれよりも一番感じ始めた不満は、ボリュームが出たと感じていた感覚がばさばさした感覚になってしまったからです。
根元から立ち上がってボリュームが出たとは思うのですが、髪の毛のまとまりが悪くなる一方です。ホットカーラーで巻いた後もごわっとした仕上がりに。うーん、やっちまった感。
というわけで、乗り換え先としては却下な結果です。でもボトルを使い切らなくては・・・。残念です。お試ししていい感じでも大きなものを買うのはやめておいたほうがいいですね。一週間くらいは続けてお試ししなくてはいけないや。
乗り換え決定(2019/12/20 追記)
ミルボンの「プラーミアエンリッチド」を試しました。乗り換え候補の1位です!
最後にひとこと
美容室専売品にこだわらなくても、合いそうなシャンプーもあるんですね。思い込みの強い私には良い経験になりました。ただ長期使用するとどうなるかわからないことも分かりました。シャンプー探しはまだ続きそうです。