月に数回は手や足の爪を切ります。そして切った後は必ずやすりで整えます。でももっとよく切れる爪切りの方が爪に良いと思い、日本製の評判の良い爪切りを買いました。感想。
ネイルは休みましょう
突然ですが、現在私はネイルを一切塗っていません。理由は武漢ウイルス、いわゆる新型コロナウイルス感染症が流行しているからです。
知っている人もいるでしょうが、新型コロナに感染すると「血中酸素濃度」を測る「パルスオキシメーター」を装着する可能性が高いのです。こんなやつ。
ネイルを塗っている場合、測定の邪魔になると言われています。なので万が一に備えておくという意味でも、今はやめておくことをおすすめします。嫌な人は、もしも検査をすることになって「陽性」となったら、ネイルは速やかに落とすようにしましょう。
正しい爪の切り方
爪は指の腹側から見て少し爪の白い部分が見える程度に切るのが正しい切り方です。とてもわかりやすい慶應義塾大学の皮膚科専任講師の齋藤昌孝氏の監修したチラシがあります。それがこちら。
ご覧の通り、少し白い部分が残っており、爪の両角も切らずに残すのが正しい切り方です。しかし私は中学生時代、爪は白い部分をすべて切るものだと思って切りまくっていたことがありました。
その結果、切るたびに手や足の指が痛くなって、足の親指は巻き爪になりました。その後、正しい爪の切り方を知って、深爪しないようにした結果、幸いなことに足の巻き爪は改善しています。
とても大切なことなのに、教えてもらった記憶がありません。なんでなんでしょうね?これは小学校などの保健体育の時間にでも一度はやった方がいい。
爪が弱い問題
深爪による足の巻き爪問題を解消した後は特に爪のトラブルはありませんでした。しかし30歳半ばだったか、軟弱な爪に悩むようになりました。ちょっと力を入れて触ると簡単にふにゃっと曲がり、何かにぶつけただけで折れたり欠けたりするようになったのです。
しかし「【手と足の親指で実験】ドクターネイル ディープセラムの効果【爪の美容液】」の記事で触れたように、亜鉛を摂取するようになったら、弱かった爪が凶器のように固くなり、今では全く折れません。爪に悩んでいる人は騙されたと思って一度亜鉛を飲んでみて欲しい。本当に強くなります。
爪のトラブルにはある程度対応できる
深爪は「正しい爪の切り方」で改善、弱い爪は「亜鉛」サプリ摂取で改善。爪は肌や髪などと一緒で、何らかの病による影響でない限りは、原因究明とそれなりの対策を取れば治ることを実感しています。
なのでほぼ不満はなかったのですが、ふと爪切りの性能を気にするようになりました。実際調べてみると、切れない爪切りは爪への負担が大きいと知り、常にやすりで削ろうかな?と思ったこともあります。
しかしやすりで削るのは時間がかかりすぎます。今はお休みしているので長くなることはほぼありませんが、ネイルを楽しんでいた頃の私の爪は相当長い。それをやすりで削るのは手間です。
そこでいつから使っているか判らない家に転がっていた爪切りではなく、「よく切れる」爪切りを買おうと思った次第です。
たくさんある日本製爪切り
日本製の爪切りで検索したら、店頭でもみたことのあるグリーンベルの「匠の技」爪切りが出てきました。グリーンベルのものなら大丈夫だろうと思いました。というのも、私はグリーンベルの眉毛ハサミを長年愛用しているからです。
しかし、口コミをみると割と普通の印象。なのでさらに検索を続けると、ニッパータイプの爪切りが出てきました。しかしよく切れるという口コミがあるものの、慣れてないと使いにくいという声があり、不器用な私には不向きと判断して却下。
続いて、一時話題になっていた関の爪やすりが出てきました。これです。でも高いので却下。爪切りに5千円は無理。そうそう、この爪やすりは類似品が出ています。もし買うなら「足立工業」で探すことを忘れずに。
どれにしようか迷うばかり。しかし楽天市場で「日本製 爪切り」と検索し、口コミ件数が多い順にしたところ、日本橋木屋の爪切りが評判もよく、口コミの中に「やすり不要」という言葉があり、心が決まりました。
爪を切った後はやすりで整えるのがあたり前だと思うのですが、やすりが要らないというのはどんだけ切れるんだと思ったのです。
日本橋木屋日本製爪切り黒大
これが日本橋木屋の爪切り。黒大です。小さいものもありますが、足の爪も切るので大にしました。注文してから知りましたが「20年以上のロングセラー」だそうです。
「刃物の木屋」の創業は寛政四年(西暦1792年)の老舗でした。しかし、その経歴は「刃物の木屋」が本家にのれんわけしてもらった際の年で、本家の木屋の創業は創業は天正元年(西暦1573年)です。詳しいことは木屋のHPで。豊臣家や家康の名前が出てくるのでちょっとドキドキしますよ。
後ろ。
一緒に入っていた説明書。ヤスリがけも必要ないくらいという声にも触れられていました。
本体。黒くて渋い。プチプレゼントにもいいかも。材質は鋼。カバーはABS樹脂です。サイズは長さが約69mm、幅約18mm、刃部分は約14mmです。
後ろから。黒くてわかりにくいな。すみません。
爪切り準備。存在感ありますね。
やすりもあります。
カバー外しました。
カバーを外した本体の下に「made in japan」
本体真上からのショット。「KIYA」と刻印されています。難しいだろうけど、「木屋」と漢字で刻んでほしいなあ。そこは。
使ってみた感想
本当によく切れた!
いや疑っていたわけではなかったのですが・・・まあ普通程度かと思っていました。そして一番気にしていた「ヤスリがけ」要らないという口コミですが、確かに要らないレベルでした。
ただし切り方として爪の端が尖っているところがあるとそこはやすりをかける必要があるし、そこはやさしく削りました。でも、そういう場所以外は本当にヤスリ不要レベルの切れ味でした。
買って後悔無し!
小さい方
最後にひとこと
爪は健康のバロメータ。なので美しくキープしましょう。