特に用事はなくても入ってしまうのがコスメ雑貨店です。そしてポップ広告や日本製に釣られて買ってしまいます。今日は目についた瞬間「あらかわいい」と買ってきた「国産ゆず湯」のご紹介です。
気をつけたい入浴剤の生産国
夏は暑くてゆっくりお風呂に入るのは少々気合いがいります。しかし涼しくなりはじめる秋からは長風呂も平気になります。なのでお風呂にどんなアイテムを使うかが楽しみの一つです。
なので今日見つけた「ゆず湯」は迷わず購入となりました。しかし、買う前に要チェックなことがあります。それは「生産国」です。
中国製がいっぱい入浴グッズ
普段は、「日本製」と生産地記載のある「きき湯」を愛用していますが、たまには違う物も楽しみたい。でもいわゆる雑貨店で一包だけの入浴剤を買おうとすると中国製が意外と多くて探すのが大変です。
手土産としてよく売られているようなバスボムやタオルなどの入った可愛いセットにも「中国製」があるので、誰かに贈るときは、「生産国」をチェックして選んだ方が良いでしょう。
柚子湯の効果
「柚子湯」と聞けば、冬至の日にはいることが思い出されます。しかしその効果をあまり知らないので簡単に調べると、まさに日本のゆずの代表的な産地である高知県立大学健康栄養学部健康栄養学科のゆずについて記載されたページがあったのでご紹介します。
#13 柚子湯の効能/健康栄養ちょっといい話
前略
江戸時代に銭湯で客寄せのために冬至にゆずを入れたゆず湯が始まりですが、現在ではゆずの様々な効能が明らかになっています。
ゆずの果汁や果皮には多くの栄養が含まれています。お肌に良いと言われているビタミンCの含有量は柑橘類の中でもトップクラスです。ゆず100g中に含まれる果汁のビタミンC含有量は40mgですが、果皮には150mgと特に多く含まれています。ビタミンCは肌の保水性を高め、抗酸化作用を有することから、乾燥肌の予防や老化予防が期待でき、肌を守るバリア機能の効果が期待できます。
ゆずを果皮ごと食べることはほとんどありませんが、ゆずを浴槽に入れることで、ビタミンCが果汁・果皮両方から湯に溶けだします。ビタミンCが溶け出したゆず湯に入ることでお肌の手入れができてしまうのではないでしょうか。
後略
https://www.u-kochi.ac.jp/~health/hitikotomemo/story_yuzu.html
肌の保湿効果もあり、リラックス効果もあるゆず湯はいいこと尽くめですね。でも柑橘系の果物ですから、アレルギー反応が起こったり、敏感な皮膚の方は注意も必要だと思います。なのでゆず湯に入る時には肌が痛いなどの症状がないか意識して楽しんでくださいね。
ゆず湯
というわけで買ってきたばかりの「柚子100% バスバッグ」です。可愛いですが「まっこと、ゆず風呂は気持ちがええぜよ」という安直なコピーがあります。
ラベル裏です。made in japanの文字確認。使い方は浴槽のお湯(200L)に一包入れるだけです。
開けました。ん?鳥の巣みたい・・・
鳥の巣を外しました。何かが丸くなってます。
乾燥剤入りの紅茶のティーバッグのようなものが入っていました。3包入ってます。
袋を開けると一気にゆずの香りが広がりました。でもいよいよ急須に入れてお湯を注ぎたくなる見た目です。麦茶みたい。
使ってみてひとこと
袋から出した時の匂いが凄かったので、お風呂の中ではさぞ香るだろうと思っていましたが、実際にはそれほど香りませんでした。しかし本物の柚子を入れたゆず湯もさほど強い匂いの記憶はありません。香料無しの乾燥柚子100%という成分からしてそれが自然なことなのでしょう。
ただ普段の香料入り入浴剤に慣れているため、「もっと香るといいのにとなーリピートはないかなー」なんて思いながらお風呂に使っていました。しかし入浴後、ゆず湯の効果を感じて「冬はもっとゆず湯に入らなくては」と思い直しました。
というのも、明らかにいつもより身体が冷えなかったからです。というかいつまでも暑かった(夏は絶対ダメだと思いましたw)保温効果もあったんでしょうね。ゆず湯は冷え性の方にぴったりです。
入浴剤は殆どが溶かすタイプですが、ギフトとしてこれを貰うとちょっと「お?いいじゃん。」と思って貰えそうです。お値段も500円とお手頃価格なので、手土産やちょっとしたお返しにも良い商品です。
もう同じものはないみたい(2021年追記)
最後にひとこと
秋の夜長は、ゆっくりバスタイムにぴったりの季節です。長風呂好きな方は是非一度お試し下さい。ちょっとしたプレゼントにもおすすめの入浴剤です。