我が家には2台のmakitaのコードレス掃除機があります。よもや充電式のものを2台を購入するとは思わなかったのですが、使ってみたらその使いやすさに惚れ込んだ次第です。というわけでご紹介。
親戚のおばさんオススメだった
実は充電式の掃除機を買ったことがあります。随分昔ですが、その性能の悪さ、というか、吸引力の無さに殆ど使わずにお蔵入りし、その後無情に処分されたものです。なので「充電式」「ハンディタイプの掃除機」については非常に懐疑的でした。
しかし猫を飼っていた親戚のおばさんに「騙されたと思って」「絶対後悔しない」とmakitaの掃除機を勧められたのです。正直かなりの抵抗がありました。しかしあまりにしつこく、いや熱心、うーんと無理矢理?な感じで「買った方がいい」と言うので、買ったのです。そしてそれは正しかった。
吸引力があったmakitaの掃除機
掃除機の命はその吸引力です。昔買ったコードレス掃除機は床の髪の毛さえ満足に吸いきれない粗悪品でした。しかし購入したmakitaの掃除機は綺麗に吸い込んだのです。
でもmakitaというメーカー名が記憶にありませんでした。しかし調べてみたら、makitaさんは、電動工具メーカーとして有名で、業務用掃除機も製造、販売されていました。確かにぼんやりと駅などの大きな建物でロゴを見た記憶やドライバーなどのロゴで見た記憶があり、「ああ。あのメーカー」かと得心がいったのです。
というか業務用の掃除機は「集塵機」というんですね。いかにもプロ仕様、業務で使いますって感じです。
makita(マキタ)の歴史
私の知ったきっかけは「掃除機」でしたが、makitaは電動工具メーカーとしてかなり有名なメーカーでした。ドライバーなどの工具を使う人には知られているのかも。せっかくなのでmakitaの歴史などをざっと調べました。
創業は大正4年(1915年)
大正4年、牧田茂三郎氏が個人商店として牧田電機製作所を創業。今から102年前ですから立派な老舗メーカーです。その後、電気モーターなどを作りソ連へ輸出。昭和13年(1938年)に株式会社となりました。
国内初の携帯用電気カンナを開発
昭和33年に「携帯用電気カンナ」を開発し、その後、電動工具メーカーとして様々な工具類を開発、販売、国外への輸出も同時にすすめて着実に成長してきました。
現在ではアメリカはもちろん、ヨーロッパ、アジアにも侵出し、グローバル企業となっています。世界企業となっています。
平成3年(1991年)商号を株式会社マキタへ変更
赤字に白文字の「makita」の文字のロゴは今ではすっかり定着していますね。妙な英語の名前に変更することなく、創業者の名字のままなのが個人的に嬉しいです。
makita充電式クリーナー4070D
我が家のマキタの掃除機です。2台あります。1台購入後、2階にも欲しいと買い足しました。重さは0.9gで1kgも無くて、高齢の両親が使いやすいとよく使うようになったためです。
ちなみに今までは東芝の10年以上前に買った掃除機をよく使っていました。しかしmakitaの掃除機を購入してからは、重いため、私以外は滅多に使われなくなりました。やはり重いと大変なんですよね。
製造国ですが、本体のどこを探しても見当たらず。でも通販ショップなどを見ると日本製と記載されていました(P&Gのように日本なら無記載、外国製なら記載ということなのかもしれません)
分解。ご覧の通り紙パックはありません。中にゴミが直接溜まります。
この中にたまったゴミを捨てます。
フィルターが洗い立てでないので汚くてごみません。フィルタとプレフィルターの二層式です。内側にプレフィルターをセットして使います。プレフィルターは水洗いができます。
メリット
やはりその軽さです。今まで我が家は東芝の掃除機を使っていましたが、makitaの掃除機を購入してからは、私以外はあまり使わなくなりました。
2階の部屋へ運ぶのも、階段を掃除するのも、重い掃除機は大変だし危険です。でもmakitaの掃除機は軽く、階段掃除も安全にできます。しかもしっかり埃を吸い込みます。
ゴミに気がついた時さっと吸いとっているため、「さあ今から掃除機を掛けよう」ということが減った気がします。
デメリット
軽いし、吸引力に申し分はありませんが、デメリットもあります。それは充電池が「ニッカド電池」であることです。
ニッカド電池は継ぎ足し充電が出来ないのです。充電が切れるまで使い切ってから充電しないと、動作時間が短くなる欠点があります。
しかしニッカド電池だからこその吸引力パワーが発揮されていることもあり、欠点と言うのも気が引けます。なので「吸引力」重視なんだから「ニッカド電池」でいいと割り切るのもアリです。
そして問題点ではなく、使う人の問題なのですが、保管場所に工夫が必要です。本体にフックにかけられる金具がついているので、壁にフックを取り付けるなどして引っ掛けておけるなら良いのですが、引っ掛ける場所が無いと立てかけておくしかありません。壁に穴を開けたくない方も困るかも。
でもただ立てかけておくとすぐ倒れちゃいます。なのでもしそういう場所が無い、引っ掛けるフックがない方は、購入時に掃除機スタンドも一緒に購入すると良いでしょう。
ニッカド電池タイプの我が家と同じ型番はもう無くなったようです。
継ぎ足し充電可能なリチウム電池タイプ。
我が家のマキタの掃除機もいずれ充電できなくなるでしょうから、次はバッテリーの持ち時間が長いものにしようと思っています。
この商品は22分の急速充電ができます。あと予備バッテリーを買っておくと掃除中に充電が切れてもがっかりしません。でも4070Dより高い。
自動的に充電が切れるようにできる便利なタイマー。この手のものは色んなメーカーから出ていますが、パナソニックから日本製のものが出ています(ヨドバシカメラに記載されていました)「時間が経てば切、入」が判りやすいです。っていうか、私買おうかな?
11時間タイプもあります。
最後にひとこと
2台も買う必要あるのかという意見があるかもしれませんが、掃除機を移動させるのは高齢者には負担です。なので2階建てのお住まいなら、1階と2階に掃除機を置いておくのもありだと思います。幸いmakitaの充電式掃除機は非常にコンパクトで場所をとらないのでぴったりです。猫さんなどの動物と暮らしていてマメな掃除が必要な人や両親へのプレゼントにも良い掃除機だと思います。