成城石井をふらっと覗いたら「純国産のポテトチップス」を発見。普段は国産じゃがいも100%使用のコイケヤのポテトチップスを食べていますが、「純国産」の文字に惹かれて購入しました。これはめっけもんだったようです。
作っているのは北海道のノースカラーズ
初めて見つけた「純国産ポテトチップス」は北海道は札幌の会社ノースカラーズさんの商品で、ポテトチップス以外にも純国産にこだわった商品を販売されています。
純国産シリーズ
ノースカラーズさんは健康を重視した食品「血糖値スマートライフチョコ」なども出されていますが、現在は純国産シリーズに特に力を入れているようです。
ちなみにその「血糖値スマートライフチョコ」ですが、アマゾンでは在庫切れのままになって久しいです。北海道なら手に入れられるのだろうか・・・?
純国産シリーズには、ポテトチップス以外におつまみとして「北海道鮭スティック」や「北海道ソフトあたりめ」、「北海道ベリー・ベリージャム」などもあります。お酒のあてに試しに食べてみたいですね。
純国産ポテトチップスうす塩
というわけで、買ってきた「純国産ポテトチップスうす塩」です。じゃがいもは北海道産、塩はオホーツク海の塩、油は国産の米油を使って作られており、他には何も入っていません。ちなみに「純国産ポテトチップス」は「柚子」「黒ごま」「のり塩」もあり、オーガニックポテトバージョンもあります。
商品パッケージの裏には、「安心安全な国産原料の普及」と「食料自給率の向上」を目指しているというノースカラーズさんの企業姿勢が書かれています。更に、アミノ酸などの化学調味料や香料、着色料なども一切使わないなど徹底しています。
原材料には「じゃがいも、塩、油」のみが載っています。化学調味料も保存料もなにも使っていません。
お菓子を食べるからには気になるカロリー。一袋60gで325kcalです。塩は0.7gです。
開封しました。ぎざぎざのポテチです。
感想
非常に薄味でした。ぶっちゃけ「うすっ」と言葉にでるほどです。でも薄味よりも驚いたのが、ポテチを食べ尽くさせないことです。
どういうことかと言いますと、ポテチ愛好家の方なら同じだと思いますが、ポテチを食べ始めたら最後、次から次へと口に運びます。お腹が空いていたら特に一袋食べきるまで大抵動かしてしまいます。しかしこの純国産ポテトチップスにはそれがない。不味くはなく、食べたら美味しいのに止まっても平気なのです。
じゃがいもそのものって感じの味で雑味はなく、どシンプルなポテチです。ああじゃがいもなんだなと感じます。そして気がつきます。化学調味料が入っていないから、旨味が一切ないから「手が止まる」「止められる」のです。次々口に入れさせる化学調味料がいかに凄い旨味を持っているのか、中毒性があるのかを身を以て知ることになりました。
このあっさり感に不満に感じる人もいるでしょう。しかし健康志向な方やお子さんへ安全なお菓子を与えたいと考えている親御さんに手土産としてもっていくとかなり喜ばれるのではないでしょうか。
記事を書いているところなので、まだ半分以上残っています。湿気てしまうことを考えると2、3日で食べきらないといけないでしょうが、ポテチ中毒から抜けられるかもと感じています。「ポテトチップスの本来の味はこうだ」と脳にしっかり刻めば、アミノ酸などの化学調味料が多く使われている他社のポテトチップスを卒業できる気がします。
コイケヤのポテチは大好きですが、年齢的にも食べない方が良い塩分過多のお菓子なのは判っています。でもこのポテチでポテチ中毒から抜けられる気がしています。今回は拾い物のお菓子でした。
のり塩も。
最後にひとこと
旨味成分が多く使われているポテトチップスを食べた後は、大抵「もう無くなった。もうちょっと食べたいな」という気持ちになっています。しかし「純国産のポテトチップス」を食べた後の私は美味しかったのに「もっと食べたい」気持ちがありません。化学調味料にいかに中毒性があるのかを再認識できました。今後、この純国産のポテトチップスを選んで食べ続けたら、お菓子を食べる量を減らせるような気がします。良いお菓子と出会えました。