化粧品は長年にわたってSK2を使っています。しかしSK2は基礎化粧品に特化する道を選んだために、パウダーファンデーション、アイシャドウ、ルースパウダーなどのカラー製品、そして色補正力のある下地も廃盤になりました。そんなわけで他のメーカーの下地を試すことにしました。まずはクレンジングを長年使っているオルビスからチャレンジです。
SK2へのぼやき
かれこれ30年近く使っているSK2の化粧品ですが、優秀だったサインズコントロールベースが消え、ルースパウダーも廃盤になりました。ストックがあるうちに次のものを探しておかなくてはならなかったのに、そのあとはCCクリームが優秀だったので探していませんでした。詳しくは個別記事「SK2のUV化粧下地|アトモスフィアCCクリームを試した」を参考にどうぞ。
というのもコロナ禍でマスクしてるために真面目に?後続を探す必要性も低かったからです。とは言え、長年使っていた人にすると下地やルースパウダーなど必須アイテムを廃盤にされるのは非常に困ります。特にルースパウダーなんて替が効かない個人的優秀アイテムだったので非常に困っています。今使っているものがなくなったらもうありません。
廃盤を聞かされたとき、美容部員のお姉さんも「次が見つからない」とおっしゃってました。しかし別のお姉さんは「長年リニューアルもしてないパウダーだったので、今は他メーカーから優秀なものもたくさん出てますから頑張って探しましょう」と励まされました。
リニューアルされないアイテムは要注意
お姉さんの言葉で気がついたのですが、確かにルースパウダーは一度もリニューアルされた記憶ありません。ということは、開発努力が一切されていなかったアイテムだったという解釈もできます。
もちろんリニューアルは「合わなくなる」危険性があり、クチコミでも「リニューアル前が良かった」という言葉もよくあります。しかし、リニューアルはその製品を追求しているかどうかの指標にもなります。
なのでこの件以降、「何年もリニューアルされない」アイテムは代替品を探しておいたほうがいいと学ぶと同時に、どんなアイテムも常にもっと良いアイテムを探しておくのが良いのだと思いました。
オルビスリンクルブライトUVプロテクター SPF50 PA++++
というわけで、優秀で困ることなく使っているSK2のCCクリームが残り少なくなっているので、これを機会に別のUV下地として価格や品質、評判も良いオルビスの「リンクルブライトUVプロテクター」を買ってきました。試そうと思ったのは「シワとシミの改善」力もあるというのが理由です。そして塗ったときの感触が素晴らしく良いという口コミ。
まずはパッケージ。オルビスっぽくない高級感がありますね。シルバーだからでしょうか。
後ろ。商品名と使用方法など。で、ここで気がついたのですが「化粧下地の前にご使用ください」とありました。えええええ!これが下地だと思っていました・・・やらかした。
側面。成分表です。ずら〜っと。
パッケージを開けると、使用量についてまた記載。なかなかのこだわりですね。
出しました。シルバーのチューブ。いい感じです。高級感がありますね。
後ろ。本体にも使用量が。
開けました。中蓋はなくすぐに出して使えるタイプです。
手の甲に出してみました。店頭で試しに塗ったのでわかっているのですが、非常に伸びが良い。
使ってみた感想
店頭で手の甲に塗って試しているので伸びの良さはわかっていたので心配していませんでした。しかし顔に塗ってみるとどうか・・・と塗ってみましたが、同じように伸びが良いと感じました。そして「ごわごわ」しない。これは驚きました。
UV下地ってどうしても顔に張り付いてるような感じがあるので苦手で、そのために保湿力の高い塗った後に「張り付き感のない」SK2の廃盤になってしまったUV下地(美白と保湿の化粧下地|SK2セルミネーションデイサージUV)を長年使い続けていたのを思い出しました。(ちなみに今使っている下地のファンデ一体タイプのSK2のCCクリームはSPF50ですが全く張り付き感なしです)
箱の後ろの記載で気が付いた「下地前」のUVクリームだとわかったわけですが、塗ってしばらくしても「ごわごわ」はなし。しかもこれだけ白いクリームなのに「白浮き」はおこりませんでした。そしてしっとりとした仕上がりです。これは驚き。
ただし、無香料と記載されていますがほのかに香りがあります。ちょっと漢方薬っぽい?太田胃酸のような・・・感じでしょうか。私はあまり好きではない匂いです。と言っても、耐えられないほど匂っているわけでもないし、特に匂いを感じるのは塗っているときくらいでした。
で、この後に下地を塗るってことだったのですが、休日だったのでこの上にお白粉を塗りました。そして夕方、ちょうど8時間後くらいに肌の具合をみると「少し乾燥」を感じました。ただ疲れはない。
とは言え仕事の日には冷房でもっと乾燥していると思うので使えないかな。出勤する時はこのUVクリームの上に下地、ファンデーションを乗せて使った方が良さそう。
で、リピートするしないですが、休日はこれで十分なアイテムだと感じたので、この夏ずっと使い続けて肌の様子見をします。そして特にトラブルが起きなければ今後も使おうと思いました。
最後にひとこと
やはり新しいものは試さないとだめですね。顔にぬる日焼け止め、ちゃんと進歩してました。