頻繁に使うフライパンをシンク下から引っ張りだすのは手間です。そこでよく使うものを個別に取り出せる日本製のステンレス製フライパンラックを購入しました。
鍋の置き場所問題
料理をする際に必ず使うのがフライパンは取り出しやすい場所に置くのが一番です。しかし我が家の収納場所は、油を引く鉄製のフライパンは出しっ放し、他のフライパンはシンク下が定位置でした。
シンク下は引き出しではないので屈み込んで鍋を取り出しています。しかしその作業も辛くなってきました。そこで頻繁に使う鍋だけは棚に出しておく事にしたのです。
ちなみにこの記事より前に公開したのですが、シンク下の鍋収納は無印のファイルボックスを利用して快適になっています。
日本製のフライパンラック
というわけで購入したフライパンラック。横からの写真です。プチプチでしっかり包まれています。
出しました。ご覧の通り5つ置けます。このラックは横にして置く事もできます。シンク下に横向きにおいて取手を手前にして立てかける事も出来ますよ。うちはしませんが。
サイズですが、高さは36cmあります。奥行きは31.5cm。間隔は一番下が大きくて10.5cm、その上が7.5cm、7.5cm、7.2cmです。深い鍋は無理なので置く予定の鍋の大きさをチェックしておきましょう。
日本製です。
実際に使う場所に設置。ぴったりサイズです。上から卵焼き器、ステンレス製小鍋、ステンレス製中鍋、鉄製鍋、テフロン加工鍋(アサヒ軽金属のオールパン)が乗っています。
使ってみて
しゃがんで鍋を取らなくてよくなり、母は喜んでいます。重なったフライパンを取り出すのは面倒でしたが、このラックでは個別で取り出せるので楽になったそうです。しかし使い勝手を良くするためには少しの時間が必要でした。その間感じた事、メリットでメリットです。
メリット
仮置き状態から調整しつつ最終的な設置になってからは、快適に使えています。ちなみに最終的な置き方はこちら。下からアサヒ軽金属のオールパン大、オールパン小、オールパン小のガラスふた、落としぶたや行平鍋用フタ、卵焼き器です。最初に置いていた鉄鍋は隣のラックの下に廃棄したオーブンに付属していた天板を敷き、そこに置く事に。
この置き方でフィックスされました。葉もの野菜を炒めたり、パスタを茹でる時に活躍中のオールパン大も頻繁に使いますし、焦がしたくない炒め物などで活躍するオールパン小もよく使うので出しておく事に(フタをすると幅が狭くておけなかったので本体とフタを別置き)
その上には、煮物の時に使う落としぶたや行平鍋用のフタ。そして一番上に卵焼き器です。これで問題無しになりました。最初に置いていた鉄製フライパンですが、これもよく使うので、写真のように、隣のザルや調味料、サランラップなどを置いているラックの下部分に廃棄したオーブンレンジの回転天板を下に敷いて置けるようにしました。
このフライパンラックのメリットは、さっと取って使えるのが最大の利点です。しかし更に良いと思ったのは、使ったフライパンを洗った後にさっと拭いたらすぐに収納できることです。今までは乾燥させてからシンク下に仕舞っていましたが、外に置いているので、底や取手を拭いたらすぐにこのラックに置けます。
デメリット
個人的には広い台所ならデメリットは無いと思います。しかし小さな台所では縦に鍋を五つも置けることはメリットであると同時にデメリットでもあるアイテムです。
あくまでも縦置きをする場合ですが、36cmの高さが結構な存在感で圧迫感があります。そして重い鍋は下の2段までくらいにしか置けないこともデメリットと言える。
もちろん「フライパンラック」なのでそれほど重い鍋を置く事は想定されていない製品ですが、最近の鍋は重いものもあります。アサヒ軽金属のフライパンなんてまさに重い鍋です。
なのでこのフライパンラックを使いたい方は、設置場所を慎重に考えてから購入しましょう。そして必ず置く予定の鍋の高さを測って「本当に置けるかどうか」の確認も必要です。
あとは好みの問題ですが、できるだけ物を出しっ放しにしない「すっきりした台所」が良い方は、このラックをシンク下収納で使うのがベストでしょう。
同じものはもうありません。似たようなものを置いておきます。
最後にひとこと
意外と大きいです。必ずサイズを測って、想定している場所に置けるかどうかを確認してください。