学生時代から毎年手帳を買っています。もちろん学生の頃は可愛らしいものやシステム手帳を使っていました。しかしその手帳を並べると気持ち悪い。というのも、毎年変わることでサイズがバラバラで、システムタイプはリフィルなので並べられていません。しかし書店でふと見つけたシンプルな「高橋の手帳」を2007年から使うようになり綺麗に並ぶようになりました。そしてその「高橋の手帳」ももう13冊目。来年の分を買ってきたのでご紹介。
高橋の手帳歴13年
手帳といえば、「能率手帳」や「ペイジェム」「ダイコー」など色々なメーカーが毎年同じ形式のものを出しています。これらの中では「ペイジェム」が一番可愛い印象ですが、私はどれも使ったことはありません。手に取ったこともなかったのです。
しかし手帳を探し始める時期になり、地元の書店で下見をしていたとき「高橋の手帳」が並んでおり、全く知らなかった私は手に取りました。そして時間ごとに書き込めるバーティカルタイプのスケジュールを見て「これいいじゃん」と思ったのです。
2007年頃に市販されていた可愛い系の手帳には「時間別」タイプはあまりなかったと思います。1日に「10時に〇〇に集合、15時から16時は△△で打ち合わせ」といった内容が多かった私は、今まで見た目は可愛くて満足しているものの書く欄が狭い手帳から乗り換えました。
とはいえ、最初に買ったのは今までよりも大きなB6サイズの「フェルテ(No.240)1,380円」でした。
書きやすいだろうと思って選んだのですが、バッグの中での存在感がありすぎて、翌年からはA6サイズの「リシェル(No.212)1,380円」に変えました。
と言っても、リシェルのデザインは、時間割が各曜日欄の上に小さくあるだけで、最初に使った「フェルテ」に比べると書きにくいものでした。とはいえ、毎日びっしり書くわけでもなかったので、リシェルにしても良かったわけです。
しかし私の仕事の変化によって、時間予定を書く必要がかなり減りました。その結果、使い始めたのが「ニューダイアリーアルファ13(No.112)950円」で、改良してほしい点はあるものの今の所ダントツで気に入っています。
サイズは「リシェル」よりさらに小さくなりました。荷物をより軽くしたい私には嬉しいことです。そして何より、毎日記録したいことがある私には嬉しいデザインだったのです。
左から「リシェル」「フェルテ」そして愛用中の「ニューダイアリーアルファ13」です。

画期的なリンクアップ式
その素晴らしい規格は「リンクアップ式」という高橋の手帳独自の、日別の場所に十字に区切られた記述欄の存在でした。
私は毎日、体重と体脂肪率の記録、買い物したらその記録を書くようにしているのですが、日別の記述欄に書いていると埋没していて、ぱっと見るときは見づらいのが嫌でした。
しかしリンクアップ式メモは、日にちのすぐ横に「体重/体脂肪率」「お買い物記録」を書くので一目でわかります。もちろん4つの区分け「リンクアップ」に自分以外の家族の予定を書くのも良いでしょう。
なにせ、毎日書く4つの事柄を分かりやすくメモることができるのは本当に素晴らしい。なのでさらなるすごい手帳に出会わなければ乗り換えないと思います。
高橋の手帳「ニューダイアリーアルファ13(No.112)」
というわけで、6冊目の「ニューダイアリーアルファ13(No.112)」です。見た目は・・・友人曰く「おっさんくさい」そうです。ぐぬぬ。確かにかわいさのかけらもない。でも実用的!

最初のページにカレンダーがあり、その下にメモが書けるようになっています。私はそこに、日本や世界で何か起こると記述しています。例えば2019年は、新元号「令和」となったことや新天皇の即位の令。もちろん寿ぎの記憶ばかりではありません。
悲しい記憶として・・・2019年は「京都アニメーションの放火火災事件」を書いています。ルパン三世の石川五右衛門役だった井上真樹夫さんの死去も。その年を振り返るとき、一番初めにあるこのページを見るだけでその年に起こったことがすぐに判るわけです。

次のページには1年間の日別カレンダーがあります。私はここに既に決まっている予定や家族や友人の誕生日などを書いています。

次からは見開きで月間予定になります。左端にメモがあり、私はここに仮段階の予定を書いて、本決まりになったら月間予定に書き入れます。1日ごとに半分の位置で線が入っているので午前、午後の予定と書きやすいのもいい。

月間予定ページのあとに、私が一番気に入っているリンクアップ付き日付ページになりますリンクアップには体重/体脂肪率、使ったお金、仕事の予定、右のメモ欄にはその日の仕事のやり取り、ちょっとした日記を書いています。でも人によって好きなように書けばいい。なんでもOK。

改善希望点
満足しています。コンパクトサイズもいい。価格も950円(税別)と低価格。しかし何年も使っていると気がつくことや要望が出るもんです。
今までの手帳は全て並べていますが、無地で年がわからないのが不便です。ぱっと取り出せるように「2012」とか数字を背表紙に入れて欲しい。
月間予定と日付のページが離れているので不便。1月の月間ページのあとに1月のリンクアップ付きの日付ページを移動してほしい。
高橋の手帳には大抵「住所録」の付録があります。でもこれ、一度書いたらずっと使い回すから次の年からは要らない。なので付録は必ず使うお小遣い帳にして欲しい。毎年書いていくし、無駄にならないと思うんですよね。住所録は正直個人情報の塊なので持ち歩きません。不要だと思う。
というわけで、記録したいお金の使い道はリンクアップに書いています。でも小さくて細かく書けないのが不満。なので今年は偶然見つけた猫イラストのお小遣い手帳を買いました。それはまたそのうち写真をとって紹介します。
要望を書いたものの、今の私には十分な手帳です。950円という価格もいい。もし新しい手帳をまだ選んでいないなら一度手にとってみてください。可愛くはないけど実用的でコスパ最高です。
最後にひとこと
「おっさん手帳」と言われても使いやすさが一番重要。なのでこれからもお世話になります。

