お風呂のフタが古くなり、傷みが酷くなったので東プレのミューファンを使ったコンパクトにたためる風呂ふたを買いました。
お風呂のフタ問題
お風呂のフタと言えばシャッタータイプが主流で、我が家も昔から使っていました。しかしシャッタータイプの風呂フタは、その継ぎ目にカビが生えることと洗い難いさが問題です。写真は今まで使っていたもの。
次に問題になるのは「重さ」。入浴する為にくるくると巻いたまま置けるスペースがあれば良いですが、狭いお風呂では巻いたフタを持ち上げて立てかけておく必要があり、動かすと重いし、下手すりゃ倒れたり、巻いていたものが広がっていやんな状態に。
しかし最近は巻かずにたためる風呂フタがあり、その折り畳みタイプで探していたら、カビが生え難くなる「ミューファン」が使われているものがあったので、それにしました。
ミューファンとは
「ミューファン」は、抗菌力のある銀を使った新しい素材で、その粉末や糸を練り込んだ製品が沢山あります。我が家にはミューファンのタッパーが沢山あり、洗っておいた野菜を保存しておいたり、作り置きの総菜を入れています。長年ミューファンを利用してその効果を知っていますから、迷うことはありませんでした。
殺菌・抗菌力の高い銀
銀は、殺菌や抗菌力が高く、歯の被せものとして使われていたり、薬のコーティング(例:赤ちゃん薬「救命丸(宇津救命丸株式会社)」)にも使われるほど安全性の高い物質です。
高価な銀箔を使っている理由は、抗菌作用と湿気防止です。銀(銀イオン)は、バクテリアなどに対して極めて強力な殺菌力を示すため、現在では広く抗菌剤として使用されています。また、銀箔でコーティングすることによって、湿気も防止されます。銀・金は強酸などにも反応しないため、服用しても胃酸などの消化液とは全く反応せず、体内を素通りしてそのまま排泄されてしまいます。ですから毒性はまったくありません。
HPがリニューアルされており、この記述が行方不明に。でも長年使い続けられている銀のコーティングなので安全でしょう。
詳しくは公式で確認を。
https://www.uzukyumeigan.co.jp/uzukyumeigan/
この能力に目をつけて商品化したのが、株式会社ミューファンで、国際特許も取得している製品です。類似品も出ているので、購入する時は気をつけましょう。
詳しくはミューファンのHPへどうぞ。
抗菌防臭、静電気除電、熱遮断のマルチ機能をもつ、「純銀の糸」「純銀のパウダー」、またそれらを使った製品・商品です。純銀が有する自然のチカラをそのままに活用しているので、人に優しく、とても安全です。
http://www.mju-func.com/about/index.html
東プレ「コンパクトにたためるAg風呂ふた」
注文して翌日に届いた東プレの日本製「Ag風呂ふた」です。コンパクトにたためる上にカビが生えにくいのはポイント高い。サイズはM10で70×99です。
開封する前にサイズの確認。前のフタは75×100でしたがサイズダウンしました(理由は同じサイズだと70×100の2倍以上の価格差だったので)
パッケージには特徴など。
開けて広げてみました。ぴったり。
たたんでみる。軽くてパタンパタンと簡単にたためます。
というわけで、今日からこの風呂フタを使うことに。でもその前にお風呂掃除をして防カビ薫煙剤を使いました。
防カビ薫煙剤を使うと本当にカビが生えにくくなるので、使った事が無い人は是非使って欲しい。詳しくは「お風呂掃除を楽にする|ライオン「ルックおふろの防カビくん煙剤」」をどうぞ。
使ってみた感想
片手で持てる重さでなおかつ場所も取らなくて当たりの品でした。しかし我が家固有の問題と私個人の問題がありました。
まず1つ目。蛇腹になっているので、その枚数によっては持ち上げなくてはいけないのです。
おや、最後が・・・
逆にしてみても、やはり最後の1枚は持ち上げる事に。とは言えフタが軽いので持ち上げる事は全く苦になりません。ただもう一枚あれば最後まで「パタンパタンパタン」と気持ちよくいけるのに〜と思えて仕方ないです。
続いて2つめ。私はまず顔をクレンジング、続いてお大事やお尻、脇、足の指などを石けんで洗ってから浴槽のお湯に浸かります。その後、浴槽から出てフタをして、髪を洗い、身体全体を洗ってお風呂終了です。
しかしその後の光景は、写真のようにフタの上に水たまりが出来てしまうことに。
すっかり溜まってしまった水を落とすにはフタを手前に傾けなければなりません。実際行ったのですが、注意深くしないと溜まった水が浴槽内に流れ込んでしまうのです。
これは私にとっては使い勝手が悪い。もちろん浴槽のフタを開けたまま髪の毛を洗ったり、身体を洗えば良いのでしょうが、もう入らない浴槽のフタを開けたままにしているとお湯の温度が下がるだけです。何か解決する方法はないものか。対策を考えなければ。
追記
いつかわからないのですが、一部に穴があきました。犯人は多分父です。それにしても破損が早い。一年と経たずに穴が開くなんてショックです。
カビの心配はないし、実際カビてませんが、穴が気になって仕方ありません。次もまた買うかどうかは微妙。まあ丁寧に扱えばよかっただけなのかもしれませんが。乱暴な人、物を落とす人にはおすすめできないと思いました。
最後にひとこと
シャッタータイプの風呂フタは溝を洗うのが面倒な上、重かった。でも新しい風呂フタは片手で軽々持てるので高齢者にもいい。なのでもし風呂フタを買い替えるなら、折りたたみを条件にするだけでなく、重さも条件に選ぶと良いでしょう。