ミネラルウォーターや野菜ジュース、田舎からの果物や野菜の詰合が届くと、室内で移動させるのも一苦労です。私はまだ腕力があるのでいいのですが、高齢の両親にはちと厳しい。そこで室内でも気軽に重いものを台所へ運べるように取手付きのコンパクトな台車（日本製）を買いました。これ、絶対あったほうがいい。
重い荷物を運ぶのは大変
人間いつまでも若くありません。50歳も見えてきている腰痛持ちの私は、重い荷物を運ぶときはとても緊張します。
よってペットボトルや果物、根菜類などが届いたら、ダンボールを開けて中身を少しずつ持って台所へ移動させるのですが、台所の隅で保管してある野菜ジュースやビール類を運ぶときはケースごとなので大変です。
幸い台所までは廊下、フローリングの部屋を通過するため、床を滑らせて運べるので今までずっとそうしていましたが、やはり面倒でなんとかしたいと思っていました。
そこで室内で気軽に使えるようなものを探したところ、荷物が届く玄関に置いていても邪魔にならないものを山善が作っていました。
女性の声から生まれた日本製コンパクトキャリー
荷物を運ぶのは、腕力に自信のない女性には厳しい。でもごつい台車はそれ自体が重いし、場所をとるし、持ち運びも大変。山善はそんな女性の声に応える商品開発をし、その結果、2つのラインナップのコンパクトな折りたたみ台車が作られました。
それが「おてがるキャリー（型番OTG-E50）」と「プレミアムコンパクトキャリー（型番OTG-HS）」です。この二つは使う人、使い方、収納方法・場所に合わせて選ぶと良いでしょう。
おてがるキャリーとプレミアムコンパクトキャリーの違い
まず私が購入した「プレミアムコンパクトキャリー」から。こっちはハンドル部分が長く、長さが87.5cmあります。しかしこの部分は収納できるようになっており、コンパクトになります。
私がこれを選んだのはハンドルの長さがないと160cm以上ある私の身長では引っ張りにくいことと、折りたためば平台車としても使えるからです。
つづいて「おてがるキャリー」。こちらはハンドルは折りたためますが短く収納することはできません。長さも78cmです。「プレミアムコンパクトキャリー」と比べて9.5cm短い。この差は意外と大きいと思います。
でも小さめの人なら大丈夫でしょう。そして取手も引っ込めたいという理由がないなら、これで十分ですし、こっちのほうが安い。
ただし、車に乗せたい、場所をできるだけ取りたくないなら「プレミアムコンパクトキャリー」が良いでしょう。あと男性も使うことを考えるなら取手の長いほうが使いやすいかな。
山善プレミアムコンパクトキャリー（日本製）
YAMAZENの「プレミアムコンパクトキャリー」です。日本製。室内で使うので色はピンクにしました。他にダークブラウン、オリーブがあります。対荷重は80キロ。折りたためば12cmの幅がある場所に置けるので玄関のちょっとした隙間におけます。
商品を出しました。ピンクは可愛い。
固定用の紐もついていました。
では、使うための準備をしてみます。ロックする箇所は3箇所あります。まず、ハンドルを起こすためにロックを解除します。
起こしたハンドルを固定するためにロックします。これでもう使えます。簡単。
そのままでも使えますが、ハンドルが短い人はハンドルを伸ばしましょう。ボタンを押しながら引っ張るとハンドルが伸びます。
完成。試しに届いていた先日届いたばかりの梨の箱を乗せました。
驚くほど静かです。多少はゴロゴロ音がすると思っていたのですがしません。エラストマーという素材のキャスターは静かで床を傷つけにくい特徴もあります。
使ってみた感想
もっと早く買っておくべきだった。この一言です。静かだし、すいすい移動させられます。まだ一番の目的であるお米の移動はできてないのですが、この様子だと大丈夫そうです。
室内用でなくとも、車のトランクに乗せておくだけで、買い物で大荷物になったときには大活躍するでしょう。
ハンドルが収納できないタイプはもう少し安いです。でも取手が短い。
最後にひとこと
室内用の台車ってあったほうがいい。
