我が家のご飯はずっと象印の炊飯器で炊いています。その炊飯器(NP-JF18/発売年2008年)の内釜がかなりはげはげになったので新しい炊飯器を買いました。その感想です。
炊飯器と言えば象印(我が家では)
今はそうでもありませんが、家電には「洗濯機と言えばサンヨー(もう無くなったメーカー)」「魔法瓶と言えば象印」といったイメージがありました。それを我が家では今でも引きずっており「炊飯器は象印」という母の根強い支持があり、私もそれに賛同しています。
というわけで、他のメーカーのご飯を自宅では食べたことがありません。なので味の違いを語れないのですが、進化だけはわかります。
炊飯器の目覚ましい進化
私の記憶にある古い炊飯器は「象印」の一番流通しているだろう「マイコン」炊飯器です。なんの不満もなく食べていました。しかし、うちにあった炊飯器は「圧力IH」の極め炊きで、初めて炊いたご飯を食べたときの衝撃は忘れられません。明らかに違っていて、単なる白ごはんなのにとても美味しかったのです。
よって今回買い換えるにあたり、「圧力IH」であることは必須でした。ちなみに現在は「炎舞炊きの圧力IH」モデルもありますが、釜の炎の揺らぎを再現した最上位モデルでちょっとお高いので見送りました。というわけで、「鉄器コートプラチナ圧釜」「圧力IH」の炊飯器に決定しました。ちなみに内釜は3年保証付きです。
次に買い換えるのはまた10年以上先だと思いますが、その時は「炎舞炊き」よりもすごいものが出ているでしょうからその時財政的に余裕があれば、最上位モデルを買おうと思います。
炎舞炊きで炊いたご飯は試食ができる
この記事を書くために象印のサイトに訪れたら、とんでもない見落としをしていたことに気がつきました。なんと、炎舞炊きで炊いたご飯を味見できる実店舗があったんです。ショック・・・。知ってたら食べてから決めたのに。
といっても、場所が大阪なので大阪に行かないと食べられません。でも行く機会があれば絶対に食べてみたいと思います。
ちなみにお店は3つあります。お持ち帰り専門のお店は「象印銀白おにぎり」で阪神百貨店梅田店の地下一階にあります。お店でじっくり食べたい人はなんばスカイオの6階「象印食堂」へ、出張に行く人や出張で大阪に来た人は新大阪の駅にある「象印銀白弁当」でお弁当などを買うと良いでしょう。食べたい・・・。
詳しくは象印公式サイト「炎舞炊き」紹介ページでご確認下さい。(実店舗案内はページの下の方にあります)
内釜で洗米する女はガサツ問題
数年前、読売新聞の「発言小町」で、彼氏の家で内釜を使ってお米をといだら「ガサツな女」だと言われたと投稿されて話題になりました。
当時、我が家では使用中の象印の炊飯器の内釜でお米を洗っていました。しかしその前の炊飯器ではプラスチック製の洗米ボウルで洗ったものを炊飯器のボウルに移していましたから、どちらの洗い方も経験があります。というか、内釜で洗うなとかそんな意識すらありませんでした。
しかし、炊飯器の内釜のフッ素剥がれはじめ、やはり何年もお米を研いできたのが良くなかったのかも・・・と母と二人で思っています。よって新しい炊飯器では、再び洗米ボウルを使うようになりました。少しでも内釜を長持ちさせたい気持ちからです。
ただ、我が家の炊飯器の内釜のフッ素がはげたのはあまりに長い間使いすぎたせい・・・な気もします。まあ今のはもっと良くなっているでしょうから内釜で堂々と洗えばいいでしょう。
昔の炊飯器には洗米ボウルが付属していた(現物あり)
ちなみに昔の炊飯器には「洗米ボウル」が付属していました。実物があります。それがこちら。
そこに「象印マホービン」とあります。写真を撮る時に初めて気がつきました。
いつ買った炊飯器の付属品だったか記憶は曖昧だそうで、前の前?その前?あたりの炊飯器だろうとのこと。というわけで、昔は「洗米ボウル」で洗うものだったと分かりました。
しかし技術も研究も進んで、内釜のフッ素コートが剥がれることも減ったし、丈夫になっているはず。取り扱い説明書でも内釜で洗うイラストになっており、付属品として「洗米ボウル」もありません。
よって「内釜で洗う」のは「今のスタンダード」と認定して良いでしょう。ですから、当時話題になった「内釜で洗米する女はガサツ」と言い放った彼氏さんのように言われたら、「この炊飯器は新しいから内釜で洗っていいんだよ」と言ってあげましょう。
象印圧力IH炊飯ジャー NP-BJ10-BA
というわけで、今年から使い始めた象印の新しい炊飯器。まずは段ボール。日本製としっかり記載されています。型番は「NP-BJ10-BA」で、本体のカラーは黒。この機種は保温時間が40時間ととても長かったので選びました。私が炊くとすぐにおにぎりにしてしまうので保温なんてだけなのですが、母が炊くとそのまま保温しっぱなしになるのです。
ちなみにおにぎりを簡単に作る方法も紹介しています。よければ参考にしてください。詳しくは個別記事「簡単におにぎりを作る|100円ショップの三角おにぎり器大小セット(日本製)」を参考にどうぞ。
開けました。わくわくしますね。でも説明書とかぐちゃあ・・って入ってました。意外。
説明書を取り出して・・・新しい炊飯器が見えます。注意書きがここにも。
炊飯設定についての注意でした。
本体を出しました。真正面にしたかったけど上手に写真を取れなくて斜め。しかもこれ後日撮ったものです。
所定の場所へ。ピカピカです。
開けたら計量カップが中にありました。通常用と無洗米用(緑)あります。
内蓋。ちょっとややこしそう・・・。
前の炊飯器は二つにばらして洗ってましたが、今回は四つに分解して洗うことに・・・面倒になってしまった・・・。内蓋だけで二枚に分解。水のあとがついているのは洗った後磨かなかったせいです。きれいに拭けば大丈夫です。手抜きです・・・。
外も二つに分解。
立つしゃもじがついていました。
そしてずらっと説明書や注意書きセット。
早速お米を洗ってセット。先に紹介していた象印の洗米ボウルで洗いましたよ。2合です。
蓋をして最初の設定のまま、エコ炊飯で炊飯スタートして・・・炊き上がりました。
炊けたらなるべく早くお米をほぐします。すぐに解さないとべちゃっとします。説明書に四つに分割してひっくり返せとあったのでやってみました。
美味しい匂いにうっとりしながら、おにぎりとそのまま食べるようにご飯茶碗にもりました。ちなみにおにぎりは便利なおにぎり器を使うようになりました。興味があれば「簡単におにぎりを作る|100円ショップの三角おにぎり器大小セット(日本製)」を参考にどうぞ。
食べてみた感想
母と二人で「やはり味がレベルアップした」と感動しました。そりゃそうですよね、以前の機種は10年以上前のものです。炊き方も詳しく設定できて最大で49通りで炊き方を楽しめます・・・ってそんなことやりませんけどね。普通に炊けて美味しければいいのです。
ただし、母が内蓋と外蓋四つのパーツのお手入れになったことにはお怒りでした。「めんどくさい!」そうです。私もそう思います。なので四つに分解しなくてもいいタイプを選ぶのもありですね。
それにしてもやっぱり白米、炊きたてご飯は美味しいです。そして新しい炊飯器での白米は格別でした。現在、小麦粉価格が上がってますし、それならご飯を食べればいいと思う今日この頃。
というか、個人的にご飯増やして痩せたんですよね・・・パンは腹持ちしないから回数や量が多かったのかもしれません。
というわけで、家の炊飯器が結構古くなってるな・・・内釜ハゲてるな・・・という人は是非に新しい炊飯器をどうぞ。私は全力で象印の炊飯器の圧力IHタイプを推します。
全く同じものはもうないので、後継機種です。
次こそはと思っている炎舞炊きハイエンドモデル。でも次に買うときはもっとすごいのが出てそう。
お手入れが楽な2つに分解するだけのタイプ。炎舞炊きではないんですよね〜。
精米機があるといい
我が家はたまに玄米を購入しています。そして精米したてのご飯を食べるのですがやはり美味しいです。なので小型の精米機を買いました(近くにあったコイン精米機がなくなってしまったので)
備蓄としても、多めの玄米を買っておくのはありかなと思っています。もちろんそれでも早めに食べないと味が落ちますが・・・。
精米機に興味のある人はこちらをどうぞ。
最後にひとこと
ご飯でも冷やしてから食べると太りにくいお米に変化します。なので私はご飯を炊いておにぎりにして冷たくなってから食べるようにしています。それをしてから体重が落ちたので、パンから切り替えてみたい人は試してみてください(もちろん食べ過ぎないこと)