気になった事件について、その経緯や問題点、更に私なりの提案などをまじえて考察した記事です。
韓国でワクチン、治療法無しのアフリカ豚コレラ発生|感染拡大阻止を考える
アフリカ豚コレラ(ASF)が韓国で発生し、殺処分された豚の血でイムジン河が真っ赤に染まりました。日本への上陸を阻止するために防疫と罰則強化が必要です。
ゲノム編集食品の表示義務へ|遺伝子組み換えとゲノム編集の違いとその問題点
今夏から「ゲノム編集食品」が流通することに合わせ、表示義務を課す流れになっています。しかし「遺伝子組み換え」との違いも判らない有様だったので、勉強しました。
未熟な航空機整備力の外国への発注リスク|日航機墜落事故の日に考えたこと
米ボーイング社の手抜き修理のせいで日本航空123便が御巣鷹山に墜落してから33年目。その後、航空機整備がどう変わったのかを調べたら、現在、JALやANAの一部の機体の整備が中国やシンガポール等の外国の整備会社に発注されており、驚きました。
人を殺す中国製ワクチン|中国企業は利己主義を捨て利他主義に変革を
発症すればほぼ100%死亡する「狂犬病」のワクチンに不正が見つかり、当該のワクチンが回収されました。中国製ワクチンの危険性と問題解決について考えます。
雪印種苗の品種偽装は日本の農業業界の権利保護意識の甘さの露呈
雪印メグミルクの子会社雪印種苗が「品種偽装」と「虚偽表示」などの種苗法違反をしていました。この事件は日本の農業業界全体で考えるべき問題を孕んでいるのと同時に「雪印」という会社の「偽装と隠蔽体質」を明らかにしました。
あなたの献血が誰かを殺すかも?|ジビエ料理を食べるリスクを知ろう
鹿や猪等の肉を使うジビエ料理がブームですが、野生動物の肉は、肝炎ウイルスや寄生虫の感染リスクがあります。ジビエを食べたら6ヶ月は献血しないで下さい。
2004年から男性の乳がん患者数が10倍に|男女共に乳がん検診を
乳がんは女性だけの病気と思われがちですが、男性の罹患もわずかながらあります。昨今、その患者数が増えているということなので、注意喚起として取り上げます。
抜け穴だらけの新しい「加工品の原料原産地表示制度」の問題点と注意するポイント
平成29年9月1日から平成34年4月の4年を掛けて「原料原産地」の表示が義務となりました。しかし新制度は抜け穴、問題だらけです。表示に騙されないようにしましょう。
イタリア産アーモンドからカビ毒アフラトキシン|世界の被害例と日本の規制状況
イタリアから輸入されたアーモンドから自然界最強のカビ毒「アフラトキシン」が検出されていました。死亡例を含む実害状況や日本における「アフラトキシン」の規制状況、そして「アフラトキシン」が検出されたことのある食品について調べました。
行政を歪めていたのは文科省と日本獣医師会|加計学園問題の本質は彼らの既得権益
行政を歪めていたのは「文科省」と「日本獣医師会」です。50年も獣医学部新設を拒否し続けた文科省と、既得権益のために獣医学部を東ばかりに偏在させた「日本獣医師会」が諸悪の根源。「口蹄疫」や「狂牛病」などの「感染症対策」「防疫」のために必要だと長年訴えてきた愛媛県の悲願を無視し続けた文科省と日本獣医師会は猛省するべきです。
曖昧だった豆腐の定義が明確に|「豆腐は大豆10%以上」初のルール作り
お豆腐は大豆と苦汁(にがり)から作られていますが、材料についての明確なルールが無く、野放しでした。しかし美味しい豆腐とその材料の大豆を作る農家を守るために、豆腐業界が動き出して初めての豆腐の定義を策定することになりました。喜ばしいニュースですね。
アクリフーズの農薬混入事件の顛末|製造所固有記号データベースで検索が可能に
2013年の12月末に起こった契約社員による農薬マラチオン混入事件の詳細と新たが製造所固有記号制度について調べました。データーベースが作られて消費者は検索することで製造元の情報を得られるようになっています。消費者庁、いい仕事しました。あとは周知徹底です。
お門違いなJA京都の調査|産地偽装なんだから第三者による同位体検査をするべき
米卸会社「京山」の卸した魚沼産コシヒカリに中国産米が、滋賀県産コシヒカリに他府県産が混入しているという週刊ダイヤモンドのスクープ報道が出ました。しかし「京山」もJA京都はこの報道を否定しています。続報が待たれます。
実現が難しすぎる加工食品の原産地表示義務|食品流通の根本的改革が必要か
原産地表示が義務になるのは良いのですが、沢山の種類の原材料が入っていると「加工品」となり、義務から外れるのなど、なかなか実現するのは難しそうです。
薬のカラで作られた美しいマーメイドドレス|薬の服用は必要最低限にしたい
エコジャパンカップで出された薬のカラを材料に作られたマーメイドドレスは日本の薬に対する問題を浮き彫りにしています。