韓国製のボディーローションやヘアケア製品の日本への輸入が増えているという報道がありました。韓国製のものを避けたい人に注意喚起として取り上げます。
韓国製ボディ・ヘアケア製品の輸出が倍増
まずはソースをどうぞ。
韓国製ボディー・ヘアケア製品 日本向け輸出が倍増
【ソウル聯合ニュース】韓国製のボディーローションやヘアトリートメントなどの製品の日本への輸出が2017年以降、増え続けていることが7日、大韓化粧品協会の資料で分かった。
同協会によると、日本が昨年輸入した韓国製ボディーケア製品の額は392万7000ドル(約4億2200万円)で前年比108%増加した。
輸入額は17年には168万2000ドル、18年には188万7000ドルだった。ボディーケア製品の輸入額全体に占める割合は17年の1.34%から昨年は2.54%に増加した。
ヘアトリートメント、ワックスなど韓国製ヘアケア製品の日本向け輸出も増加しており、昨年は前年比26.3%増の1349万8000ドルだった。
日本の化粧品市場における昨年のボディーケア製品の割合は50.4%、ヘアケア製品は22.4%となっており、今年の市場規模は合わせて7000億円を超えるとの予想もある。
大韓化粧品協会は、ボディーケア・ヘアケア製品は日本メーカーのシェアが高く、韓国製品の需要は大きくないが、優れたデザインと機能、流行の先取りなど韓流のイメージを活用して隙間市場を攻略する必要があると伝えた。
朝鮮日報:2020/07/07 07:54
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/07/07/2020070780006.html
肌に直接つけるもの、髪の毛に塗布するようなものは特に注意しているので、韓国製を買うことはまずないと思うのですが、流通量が増えていることからして注意が必要ですね。
韓国製コスメは危険
韓国製の化粧品は、発がん性物質が検出されたり、日本やヨーロッパで禁止されている成分が使用されているなど問題が多く、当サイトでも注意として取り上げています。
健康被害
韓国コスメが危険だと訴えた記事でも取り上げていますが、魚が奇形するようなムスクケトンや大勢の死者を出した殺菌成分クロロメチルイソチアゾリノン等が含まれている化粧品が未だに流通しています。
衣料品では、発がん性物質が検出された韓国製ジーンズもありました。こんなことでは困るのです。
外国メーカーの中にある韓国製、中国製
いわゆるグローバルメーカーになれば、製造はブランド発祥国以外でも行われるようになります。例えば有名なのはニュートロジーナやメイベリン、昨今トラブル続きのジョンソンエンドジョンソンなどでしょう。
これらの化粧品はすべてではありませんが、韓国製や中国製のアイテムがあります。
しかし、ニュートロジーナはノルウェー、メイベリン、ジョンソンエンドジョンソンもアメリカのブランドであり、世界中で売れるようになった結果、今や多国籍企業となり、自国以外で作られるようになったにすぎず、世界的なブランドになれば当然の流れです。
化粧品以外にも衣料品では、イギリスメーカーであるバーバリーやアメリカのラルフローレンは今や中国製が多くを占めていると言ってもいいでしょう。それは製造価格を低く抑えたい企業であれば、避けられない流れです。
安価な製品が消費者の手元に届くようになることは大きなメリットですから、韓国製や中国製になることを単純に悪だと断ずることはできません。しかし、品質の悪さがそのメリットを超えることがあるのが実情であり、問題なのです。
管理が行き届かない不安
グローバル企業は低価格で製造できる場所に工場を作ります。それが今までの製品と変わらない製品で安心して使えるものが提供されれば良いのですが、安全性に問題が出るなら話は別です。
化粧品ではありませんが、ドイツの大手車メーカーであるアウディは、白血病になるような物質が含まれていた部品で車を製造していました。
アウディのような超がつくほど有名な車メーカーすら、中国で製造するとこの体たらくです。管理が途端におろそかになる。中国製や韓国製を避けたくなるのは当然でしょう。
韓国国民をも裏切る不誠実な韓国企業
私が韓国製を避けるのは、韓国国民すら被害にあるような行為をする企業があるからです。個人的にとてもショックだったのは、海外でリコールされた製品を安く仕入れて韓国国内で売りさばいていた事例です。
自分の身内や知り合いの子供が被害にあうかもしれないとどうして考えられないのでしょうか。この不誠実さにはゾッとします。これでは韓国国民が気の毒です。
日本企業にも注意
韓国や中国を批判してばかりもいられません。日本でもこういう事例はあります。2008年に発覚し、大問題になった事故米の流通です。
アフラトキシンという発がん性物質などが含まれている事故米が食用として転売されていたこの事件は社会問題にもなりました。
詳しく知りたい人はwikiをどうぞ。
事故米不正転売事件
wikiを読むのが面倒な人のために概要を記しておきます。
「事故米不正転売事件」は、含まれている農薬が日本の基準を超えていたり、カビがあるなどして、農林水産省が「非食用」として販売したお米を三笠フーズなどの会社が「食用」として転売していた事件です。
これらの事故米は、焼酎の材料である米麹や和菓子の材料になる米粉になったり、コンビニなどのおにぎりとして売られたり、さらには医薬品の原料となるなど、多種多様な形で被害を受けました。
事件後、流通してしまった事故米は回収されましたが、当然消費されたものはそのまま、さらには転売先の記載がなく行方のわからないままのものもありました。
この事件をきっかけに「米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律」ができ、お米の生産者や流通業者には記録の義務が課されるようになりました。
まさか記録義務がなかったなんてと当時驚いたものです。そしておにぎりなどは私も食べていたかもしれません。本当に酷い事件でした。
日本製にあぐらをかぐ企業に注意
韓国や中国の製品に対する信頼度はトラブルの多さから低い。ましてや今は、中国や韓国に対する感情が過去最高に悪くなっており、中国製や韓国製を避ける人も多いでしょう。
しかし日本の企業ですら、儲けるために事故米を流通させた事件があったことを考えると、この状況を利用して手抜きをする日本企業が出てくることも十分考えられます。油断してはいけません。
「日本製」だからと盲信することも間違いであることを忘れないようにしましょう。
製造者への感想を送ろう
消費者は企業の動向を見守る必要があります。それはクレームという形ではなく、良い製品には良かったと感想を送るという形がいいと個人的に思っています。
作っている製品を評価することは、製造者への応援になります。それは消費者への誠実な態度を育む栄養になるでしょう。たった一言「美味しかった」それだけでも、製造している人たちは喜んでくれます。
私はとても美味しいものに出会ったりすると、メールで一言を送るようにしています。愛飲しているキリンの「本搾り」チューハイにも送ったことがあり、早々に返事が来ました。
小さなことですが、こういう企業とのやりとりが企業を支えることにも繋がると信じています。好きな企業や好きな食べ物があるなら、ぜひ送ってみてほしい。
最後にひとこと
韓国製の化粧品の流通量は間違いなく増えているでしょう。肌につけるものですから、商品購入の際にはよくよく注意しようと思います。もちろん大丈夫だと信じて使うことも自由です。ただしオススメはしません。