パナソニックが2011年2月から2018年3月に製造したノートパソコンのバッテリーが劣化により発火する可能性があるとして、当面の対策として「充電制御ユーティリティ」のダウンロード、設定を呼びかけています。これは5月末予定のバッテリーの診断・制御プログラムを配布までの一時的対策です。火事になったら大変なのでご自分のノートパソコンの型番を調べて下さい。
劣化したバッテリーから発火の恐れ
まずはソースをどうぞ。パナソニックのリコール社告です。そのうち報道も出るでしょう。出たらそれも張ります。
リコール社告 ノートパソコン バッテリー 「充電制御ユーティリティ」設定のお願い
日頃は、弊社製品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
さて弊社は、2011年2月から2018年3月に製造したノートパソコン レッツノートCF-SX/NX、CF-S10/N10、CF-AX、タフブック CF-C2の各シリーズにおいて、劣化の進んだバッテリーパックから発火する可能性があるためリコール社告を実施します。
今回のリコール社告においては、全数を対象としたバッテリーパックの交換は行わず、バッテリーの劣化状況を判定し発火の危険性を回避するバッテリー診断・制御プログラムを提供します。現在、そのプログラムの開発を進めており、本年5月末よりご案内させていただく予定です。それまでは、事故発生の危険性を低減させるために、緊急対策として充電制御ユーティリティ※1の設定をお願いいたします。お持ちの製品が対象品かどうか、下記の表からご確認いただき、対象の場合は、恐れ入りますが、充電制御ユーティリティ※1の設定をお願いいたします。なお、2014年5月、同年11月、2016年1月、2017年12月に弊社が発表したリコール社告で、すでにバッテリーパックを交換されたお客様も、ご対応いただきますようお願いいたします。
ご愛用のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
なにとぞご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2018年03月28日 パナソニック株式会社
http://askpc.panasonic.co.jp/info/180328.html
対象のノートパソコン
バッテリーの劣化で発火する恐れがあるとされているパナソニックのノートパソコンはレッツノートシリーズとタフブックシリーズです。
- CF-SX/NX(レッツノート)
- CF-S10/N10(レッツノート)
- CF-AX(レッツノート)
- CF-C2 各シリーズ(タフブック)
型番の見方や充電制御ユーティリティのダウンロードや設定方法はパナソニックのサイトで確認してください。
バッテリーの交換は無いのでご注意を
今回はバッテリーの交換はありません。劣化したバッテリーが発火しないように制御するプログラムが5月末に配布される予定なのです。
それまでは、充電制御ユーティリティをダウンロードして対応して下さい。
最後にひとこと
パソコンから発火して家が燃えたら大変です。自分が使っていなくても、友人知人にパナソニックの当該パソコンを使っている人がいたら、教えてあげて下さい。