お正月は美味しいお酒やおせち、正月料理を食べる機会が多く、更に初詣で出掛ける以外は自宅でゆっくり過ごすことが多い時期です。しかしそうなると気になるのは体重計の数字。今日は三が日を過ぎた明日から実行して欲しいお正月太り解消法です。
恐怖の体重固定化
通常よりも食べたり飲んだりすることで、お正月は確実に体重が増えます。しかしそれはそのあと日常生活で自然に戻ります。ただそれは「若い頃」だけ。アラフォー以降は「少しの努力」をして戻しましょう。
そうでなければ、お正月に増えた体重1キロから2キロはそのまま体の一部となり、固定化します。それが毎年となれば5年もすればメタボ体型の完成です。
高須クリニックの高須先生は少し小太りが長生きだと言っており、私もそれはそれでいいと思います。ただ体重の増えすぎは、膝や腰などの疾患がある人の体重増加は命取りになります。というのも、私の股関節の骨は人より小さめで「太るな危険。太るの禁止!」と整形外科のかかりつけ医に口を酸っぱくするほど言われているのです。
そんなわけで、膝や腰、股関節などが気になりだすアラフォー世代以降はお正月太りを解消してましょう。
お正月太りを解消するためにすること
一番良いのは運動ですが、そんなことは言いません。寒い時期の突然の運動は心身ともに負荷が大きくリスクが高いので、小さなことを積み重ねて減らしていきます。
まずは体重チェック
真っ先にやるべきは現状の把握です。最後に計った体重より増えているか?増えていたなら何キロ増えたのか?はっきりさせましょう。
同時にウエストのサイズも計って、ダイエット開始から体重が戻ったあとのサイズと比較できるようにしておきましょう。
体重が戻っても目標にしている数値があるなら、1年の最初の数値ですし、そのまま本格的なダイエットを開始するのも良いですね。
酒をやめる
大晦日から三が日までは、毎日お酒を飲んでいる人が多いでしょうし、私もそうです。仮に大晦日から飲んでいたら4日連続飲んでいるので、まずは1月4日はお酒をやめて休肝日にしましょう。
できれば、4日続けて飲んでいたら4日続けて飲むのをやめると良いでしょう。私は3日続けて飲んだので3日間お酒をやめます。
そしてその後、体重が戻るまではお酒の量を減らすようにしましょう。戻るまでの我慢です。
七草粥で胃腸に優しく
日本の文化は理にかなっているものばかりで「七草粥」の風習もまさにそうです。お正月の暴飲暴食で疲れた胃腸には、胃腸に良い成分の入った野菜が入っている「七草粥」はとても良い食事なのです。
しかしぶっちゃけ「七草粥」はまずくて、我が家でも「まずいよー」と半泣きで食べていましたが、数年前から、フリーズドライタイプの「七草粥」を食べるようになりました。もちろん、生の七草を買ってきて自分で調理するのが一番ですが、口に合わないおかゆを無理に食べるのは精神衛生上良くないので、フリーズドライタイプを推奨します。
詳しくは個別記事「何度作っても七草粥が不味いからお茶漬けにもなるインスタント七草粥を買ってみた」を参考にどうぞ。
2018年は梅風味の七草粥にしたのですが、これが非常に美味しくてあっという間に売れました。インスタント最強。
お餅の処理を急がない
お鏡餅はカビてしまうので仕方ないにしても、最近の小餅入りお鏡は慌てて食べなくても日持ちします。なので1月中に食べきろうなどと思わずにゆっくり消費しましょう。
美味しいお餅はあると食べたくなるものですが、食べすぎるとあっという間にカロリーオーバーします。ちなみにサトウの切り餅50gなら118kcal、丸餅33gなら80kclです。
白いご飯100gで168kcal、200gなら336kcalです。切り餅を2つ食べるだけであっという間に白ご飯100gより多いカロリーになります。お餅は美味しくて恐ろしいですね。
よって、どうしても食べたいなら、切り餅は1日1つまで、丸餅なら1日2つまでとし、白ご飯の代わりとして食べる程度に抑えましょう。
ちなみに私は100円ショップのキャンドゥで買った100g用タッパーでご飯を管理しています。蓋つきで便利なのでおすすめです。詳しくは個別記事「100円ショップの蓋と一体型タッパーはご飯の小分け保存に最適」を参考にどうぞ。
一体型タッパーは無くなってしまいました。廃盤辛い・・・。
腸の調子を整える漬物を食べる
暴飲暴食の結果、胃腸にかかった負担を解消するために発酵食品を食べましょう。おすすめは「すぐき漬け」です。
「すぐき漬」には、腸の腫れ、むくみを解消する「ラクトバシラス(通称ラブレ菌)」が入っており、便秘の解消にもつながります。ただし、少し癖のある味なので、初心者は味付けされているものが多い「刻みすぐき漬」が良いでしょう。「すぐき漬け」について詳しくは、個別記事「すぐき漬けで腸漏れを防ぐ|腸のむくみ解消・便秘改善」を参考にどうぞ。
体に合うのなら、ダイエットが終わっても、体に良いお漬物なので続けてください。腸のむくみが改善すると下腹部も凹みます。
食前にお酢の炭酸割りを飲む
お酢の炭酸割りを食事の前に飲むとお腹が膨れるので食べ過ぎないようになります。さらにお酢は疲労回復にも良いので、体も軽くなる感じがして気に入っています。ただし、お酢は刺激のある酸性の食品なので、明らかに胃が荒れていて痛みがあるときは絶対に飲んではいけません。
最近は中性脂肪を減らすトクホのお酢もあるので、気になる症状や自分の好みに合うお酢を選ぶと良いでしょう。詳しくは個別記事「お酢が嫌いな人は炭酸割りがおすすめ|腸漏れを防ぐ健康的なダイエット方法」を参考にどうぞ。
最後にひとこと
運動は大変です。でも苦手な人もいるし、痛みがあってできない人もいます。だからこそ日常の食生活で体重をコントロールして、お正月太りを解消しましょう。そして元どおりになったら、10分だけ歩くなど自分の体調に合わせた運動をすると良いですね。私も頑張ります。